善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

クモとイトトンボの対決

土曜日朝の善福寺公園は曇り。今にも降り出しそうな天気だが、何とかもってくれる。

 

公園に向かっていると、民家の塀にコオロギかな?

やけに触角が長い。

 

上池のいつもカワセミがいるあたりにはけさは2羽のゴイサギがいて、そのうちの1羽。

オレの場所だい、と威張ってる。

 

池をめぐっていると、オスのマルちゃんらしいカワセミも姿を見せた。

 

上池を半周して下池に向かう。

葉っぱに隠れるようにしているのはウンモンクチバのようだ。

長い触角を伸ばしている。

 

下池をめぐっていると、高い木の枝の先端にとまっている鳥は?

暗くて、なおかつ逆光なのでよくわからない。

はじめヒヨドリかと思ったが、細くて短めで尖ったくちばしとか、シッポを含めてフォルムが違う。

ヒタキ系の鳥だろうか?

キビタキコサメビタキ、エゾビタキなどは枝の先端にとまって虫を探すというが・・・。

ひょっとして早くもキビタキがやってきた?

 

池のほとりでクモとイトトンボの対決。

クモもイトトンボも肉食だから、クモがイトトンボを食べるときもあれば、イトトンボがクモを食べるときもある。

今回は、イトトンボの方は翅がクモの網にひっかかってしまい、どうやらクモに食べられようとしているところか?

しかし、クモが近づくとピクッと動いて抵抗していて、なかなか決着がつきそうもない。

 

そんなクモとイトトンボの対決をながめていたら、目の前をカワセミが飛んできて、近くにとまった。

久々に見る下池のカワセミ

あなたのお名前は?

 

ふたたび上池に戻ると、上池では3羽のカワセミがにらめっこしていたというので探す。

上池の勢力図はどうなっているかというと、オスのマルちゃんとメスのヤエちゃんが池の北と南で棲み分けている。ところがそこに、今年生まれたメスのシーナちゃんというのがやってきて、縄張りを主張しはじめたものだから、このところを争いが続いている。

実はシーナちゃんはマルちゃんとヤエちゃんの子どもなんだが、もう独立しちゃってるから親子関係なんか関係ないのか。

親子であろうと、大きくなれば自分が生きていくためエサ場としての縄張りが必要であり、ライバルということなのだろう。

けさも3羽が近づいてにらみ合っていたというが、その後、どうなったか?

見つけたのは若いメスのシーナちゃん。

マルちゃんとヤエちゃんの姿はなかったが、戦いは中休みで一息ついているところだろうか?