善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

2羽のカワセミ デート風景

金曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。気温はきのうより高めだが秋の風吹く。

 

上池をめぐろうとしたら、2羽のカワセミが離れてとまっている。

近くにいたのはメスのカワセミのヤエちゃんのようだ。

しきりに背伸びしているのは、遠くにいるカワセミにアピールしているのか。

ヤエちゃんが飛んでいって、オスのカワセミのそばにとまった。

オスはここをテリトリーにしているマルちゃんのようだ。

そばにはウがいるが、大きさがかなり違う。

これがアオサギやシラサギだったら、いずれも雑食で何でも食べちゃうのでカワセミには脅威だろうが、ウはカワセミと同じに魚を食べるからカワセミには興味ないらしい。

カワセミも安心して、互いに背を高く見せたりしてアピールし合っている。

この2羽は今年、夫婦になって2番子まで産み育てた。

ひょっとして産卵期はまだ終ってなくて、3番子に挑もうとしているのか?

しきりに場所を移動して気を引こうとしているのはメスのヤエちゃのほう。

しかし、マルちゃんはまるで動じない。

やがてヤエちゃんは遠くに飛んでいってしまった。

 

池のほとり近くにやけに胴の太いシオカラトンボ

全身シオカラ色で、複眼が全面黒っぽい。

シオカラトンボにり一回り大きいオオシオカラトンボだろうか。

 

さらに池をめぐると、葉っぱの陰に隠れるようにメスのカワセミ

さきほどのヤエちゃんが、マルちゃんに冷たくされたものだからここまで飛んできたのかな?

 

下池では、イトトンボが交尾していた。

全身が緑色したイトトンボ

こちらでは、青色をしたイトトンボが交尾している。

 

ピクリとも動かないカナヘビ

 

キチョウがとまって細長い口吻を差し入れている。

目立たないが花が咲いているから、奥に蜜があってチューチュー吸っているのだろうか。

 

タカラジェンヌみたいな白い衣(蠟物質)姿のハゴロモの幼虫。

 

樹皮と同じ色と模様の地味~なチョウがとまっている。

翅を開くと、美しい瑠璃色をした半円の帯模様があらわれる。

ルリタテハだ。

帯模様の先端には白い斑点が左右対称についている。

明るいところにくると、濃い黒褐色の翅の表面が輝いて見える。

けさも、自然の美しさを堪能。