善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

台風一過の公園

土曜日朝の善福寺公園は快晴。台風一過で、カーッと日が照りつける夏の朝。

あれだけ大型台風襲来とニュースで騒ぎ、東海道新幹線は名古屋まで終日運休になったが、少なくとも東京ではたいした被害はなかったようで、公園も普段と変わらず。

それよりも、昔は台風が去ると翌朝は抜けるような 青空が広がって、まさしく台風一過という感じだったのが、近年は台風が抜けてもはっきりしない空模様が続いてスッキリしない感じだったが、けさは文字通り台風一過の晴々とした気分(暑さにはめげるけれども)。

 

上池では、おとといいなかったマルちゃんらしいオスのカワセミが、けさはやけに寛いでいる。

尻尾をフリフリしたり、羽繕いに余念がない。

早くからきていた人によると、大きめのエサをゲットして満足げだったという。

それで食後の休憩中か。

 

センニンソウが咲いている。

蜜を吸いに虫もやってきていた。

センニンソウの名前の由来は、白い花がたくさん咲いているのを仙人の白いヒゲに見立てて仙人草としたのではなく、花のあとの実から伸びた銀白色の長毛が密生した様子を、仙人のヒゲにたとえたのだとか。

 

ハエトリグモが葉っぱの上でジッとしている。

よく見ると小さな獲物をゲットしたところのようで、それでうれしくて動かずにいるのか。

 

けさも恐竜の子孫、カナヘビの勇姿。

 

翅がボロボロのミスジチョウが葉っぱにとまっていた。

そんなになるまで飛び続けて、よくがんばったね。