月曜日朝の善福寺公演は曇り。気温は低めだが風がない。
上池を半周して下池にむかい、池をめぐっていると、遠くの方で2羽のカワセミが近寄ってとまっていた。
さてはオスとメスのデートかな?と期待すると、すぐに離れて1羽はどこかへ飛んでいってしまった。
残ったのは、若造の小三郎くんらしいオスのカワセミ。
小さな小魚をゲットし、すぐ飲み込んだ。
食べたりなかったのか次の獲物をねらっていた。
すると一緒にいたのはメスのサクラちゃんかな?
高~い木の枝の先にトンボがとまっている。
すぐ近くの別のところにも。
遠くて薄暗くてよくわからないが、アカトンボかな?
下池を1周して上池に戻ろうと歩いていると、センニンソウの“ヒゲ”が伸びてきていた。
夏に白い花を咲かせ、秋に実がなるとそこから出る綿毛が仙人のヒゲみたいだというので仙人草(センニンソウ)。
長いヒゲはまるで唐の詩人・李白の五言絶句「秋浦歌」の冒頭にある「白髪三千丈」。
フヨウの葉にいたのはフタトガリコガヤ(双尖小夜蛾)の幼虫。
黄色の帯の上のハートマークがくっきり。
お尻には赤斑点。オクラの葉を食べる害虫というが、公園ではフヨウの葉が代用食なのか?
上池に戻ると、大きめの獲物をゲットして飛んできた三郎くんらしきオスのカワセミが、葉っぱの陰でムシャムシャ。
写真に撮れたのは食べ終わったところで、どこか満足げ。
さらに池をめぐっていると、ブンジ(B2)くんらしいオスのカワセミも飛んでいた。
下池でオスとメスが仲良くするのは当然としても、1つの池でオス同士が共存しているのは「仲良きことは美しき哉」といえそうだ。