金曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうに続いてけさも寒い。手がかじかむ。
北の国からやってくる渡り鳥。
冬になると日本の各地にやってきて、暖かくなる春には繁殖のため北へと帰っていく。
仲間を呼んでるのか、盛んに鳴いていた。
上池ではオオバンが2羽で仲よく泳いでいたが、よく見ると1羽は幼鳥だった。
親子かな？
上池を半周して下池へ。
オスのようだが、ほかには見当たらず、まだ1羽だけか？
そばにはバンがエサ探し。
高い木のテッペンでヒヨドリが背伸びをしている。孤高の鳥よ。
カマキリがジッと動かず獲物がくるのを待っていた。
アシタバの茎に取りついてるのはキアゲハの幼虫。
やがてサナギになり越冬するのだろうか。
センニンソウの実から白い綿毛が伸びている。
これを仙人のヒゲに見立ててセンニンソウ（仙人草）の名がある。
おそらくこの長いヒゲを利用してタネは遠くに飛んでいくのだろう。
上池に戻ると、目の前にホシゴイ（ゴイサギの幼鳥）。
脚の指の長いこと。牙みたいのまである。
さきほどのオオバンだろうか。今度は大人同士。さっきの幼鳥のご両親かしら？
コブシの木に冬芽が出ていた。
春の準備はもう始まっている。
