木曜日朝の善福寺公園は快晴。朝日がまぶしい。
公園に着くなり、ウメが咲いているのを見つける。
ずいぶん早い開花だ。
公園を1周してもほかはまだつぼみが固かったから、この木だけがいち早く咲いたようだ。
上池をめぐっていると、カワセミの声がして歩いてる目の前にとまってくれた。
三郎のようだが、寒さのためかまん丸になっている。
下池に回ると、小四郎らしきオスのカワセミ。
ここ数日姿を見せなかったが、健在のようで安心した。
再び上池に戻ると、枝の先に鳥が群れて止まっている。
ツグミだった。
北の国から集団でやってきたところだろうか。
こうやって群れでやってきたツグミがいっとき羽を休めている光景は、初冬の風物詩でもある。
このあとは春がくるまで、それぞれ単独で行動する。
どこへいこうか相談しているところ?
善福寺公園近くの区立公園のカキの木に、メジロが群れてやってきていた。
何しろ食べ放題だから、めいめいに好き勝手にカキをついばんでいる。
おやおや? クチバシから出てるのは舌かな?
メジロの舌は意外と長い。
しかも舌の先が枝分かれして筆のようになっている。
メジロはこの長い舌とブラシ状の舌先で蜜や甘いものをなめとる。
ツルツルした舌だと蜜や甘いものは舌に絡まないが、これだと上手になめとることができるというわけだ。
たっぷりと甘いものを食べて、飛び去って行った。