善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

雨の公園 目立つクモの巣

木曜日朝の善福寺公園は、夜来の雨がやんで曇り空なので出かけていくが、途中から小雨が降ったりやんだりのヘンな天気。

きょう7月14日はパリ祭(フランス革命記念日)。

こんな逸話が残っている。

民衆の蜂起(バスティーユ牢獄襲撃)の報告を受けたルイ16世は家臣にいった。「レボルト(révolte、暴動)か」。家臣は答えた。「いいえ、陛下、レボリューション(révolution、革命)でございます」。

 

公園に着くなり、遊歩道を歩いているカルガモの親子と遭遇。

街中をウロウロしているところを保護され、池に放された親子だ。

ヒナは4羽いたが残ったのは1羽。でもこんなに大きく育っていた。

散歩中の犬が近づくと、お母さんカモは身を低くして警戒のポーズ。

この母にしてこの子あり。

 

池の真ん中にはけさもカワセミ。遠くてオスかメスかは判別できず。

 

池の縁ではカイツブリがお気に入りの場所でジッとしていた。

よく見ると手前にクモの巣が張っている。

ふだんは気づかなかったが、雨に濡れたところに日が差すものだから、白い糸がよく目立つ。

そうと気づいて見回すと、公園のいたるところにクモの巣があって、いかに生息しているクモが多いかがわかる。

これならエナガも困らないはずだ(エナガはクモの糸を材料にして巣をつくる)。

 

セアカツノカメムシの終齢幼虫か。

成虫になるともっと胸部のツノが立派になる。

 

アオバハゴロモもまだちいちゃいから羽化した直後かな。

真ん中に綿毛(ロウ物質)をまとった幼虫がいる。

 

雨の滴(しずく)の中のシジミチョウ。

 

フヨウの花も滴に濡れている。

 

アベリアの蜜を吸いにハナバチがやってきていた。