南アフリカの赤ワイン「ラ・モット・ミレニアム(LA MOTTE MILLENIUM)2017」
ワイナリーのラ・モットという名は、宗教改革の中で1688年にフランスを離れて南アフリカに移住したユグノー(現在ではプロテスタントに分類されるフランスのキリスト教カルバン派の新教徒のこと)が住んだ「ラ・モット・デーグ」というフランス人の村にちなんで命名。ワインづくりもそのころにまで遡り、フレンチスタイルなんだとか。
メルロ51%、ほかにカベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、マルベック。
ブレンドによる複雑な香りとともにすっきりとした味わい。
ついでに普段飲んでいる日本酒で、最近飲んだもの。
「豊の秋 純米吟醸 佐香錦」(島根・松江)
島根県産酒米「佐香錦」を55%まで高度精米し、島根K‐1酵母で仕込み、もろみ(発酵)日数24日、粕歩合35・5%。アルコール度数17・5%。
「上喜元 特別純米」(山形・酒田)
酒造好適米「山田錦」を60%にまで精米。熊本県酒造研究所の9号酵母で仕込み、もろみ日数27日、粕歩合35・8%。アルコール度数16・3%。
「春霞 純米酒」(秋田・美郷町)
酒造好適米「美郷錦」を60%にまで精米。熊本県酒造研究所の9号酵母で仕込み、もろみ日数23~25日。粕歩合は40%。アルコール度数16%。
「四季桜 初呑切り原酒 特別本醸造あさひの夢」(栃木・宇都宮)
栃木の酒米「あさひの夢」を60%にまで精米。7号酵母で仕込み、もろみ日数20日、粕歩合35%。アルコール度数19・2%。
酒を仕込んだタンクの呑口から少量取り出して熟成具合を確認するのを呑切りというが、1回目の呑切りが初呑切り。
どの酒もおいしい!
オススメばかり。
なお、お酒の友で最近観ておもしろかった映画。
いずれも民放のBSで放送していたもの。
2000年製作。監督ロバート・ゼメキス、出演トム・ハンクス、ヘレン・ハントほか。
飛行機事故にあって1人無人島に流され、4年後にやっと救出されるという物語。
救出されたあとの話は付け足しかと思ったが、この後半こそが見せ場だった。
しかも、最初のシーンと最後のシーンが対になっていて、最後にアレレ?と思わせる。
アメリカ映画「サウスポー」。
2015年製作。監督アントワーン・フークア、出演ジェイク・ジレンホール、フォレスト・ウィテカーほか。
一度は無敗の世界ライトヘビー級王者として君臨するも、短気が災いして乱闘騒ぎの中で妻を死亡させてしまい、自暴自棄となってプロの世界からも見放されたビリー。一人娘とも引き離され、自分を変えたい一心からボクシングを一からやり直し、必殺のサウスポーの技を身につけて再びリングに上がる・・・。
ボクシングの映画だから当然といえば当然だが、試合のパンチの打ち合いがハンパなく凄い。ホントにこれ演技なの?と思うほどで(実際にスタントなしだったらしい)、本物の試合を見ているみたいに手に汗握り、「ビリー、そこだ!」と応援したくなる。