善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+映画「ジョーカー」他

アルゼンチンの赤ワイン「コレクシオン・カベルネ・ソーヴィニヨン(COLECCION CABERNET SAUVIGNON)2020」f:id:macchi105:20210716165220j:plain

メーン料理の牛ハンバーグ。付け合わせは黄色いズッキーニ。f:id:macchi105:20210716165310j:plain

創業120年のアルゼンチンを代表するワイナリー、ボデガ・ノートンのワイン。

アルゼンチンは南米でチリと並ぶワインの一大生産地。ワイン生産量は世界5位、消費量は8位と、いずれも世界トップクラスだとか(2016年のデータ)。

フレッシュでフルーティーな味わい。

 

ワインの友で観たのは民放のBSで放送していたアメリカ映画「ジョーカー」。

2019年の作品。

監督トッド・フィリップス、出演ホアキン・フェニックスロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイほか。

 

バットマン」の悪役、ジョーカーの誕生秘話を描く。

「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きるアーサー。しかし、コメディアンとして世界に笑顔を届けようとしていたはずの彼は、やがて世の中に絶望し、狂気あふれる悪へと変貌していく・・・。

 

常軌を逸した連続殺人へと発展していく暗い映画。

その暗さをホアキン・フェニックスの明るい?演技が救っている。

彼の演技はアカデミー賞の主演男優賞に輝いた(ほかに作曲賞も受賞。作品賞ほか11部門でノミネートされたが、作品賞、監督賞では「パラサイト 半地下の家族」に敗れた)。

アルバイトをしながらコメディアンをめざす彼は、発作的に笑い出してしまう病気を患っていて、認知症気味の母の面倒をみながらの貧しい暮らし。やがて、自分の存在は社会にとって何か意味があるのか?と根源的な問いを抱き、つらい境遇から精神のバランスを崩していく。

だれもが陥りやすい現実。そうであるだけに、見終わってウーンと考えてしまう映画。

 

ついでにその前に観た映画。

民放のBSで放送していたイタリア・フランス合作映画「青春群像」。

1953年の作品。

原題「I VITELLONI」

監督フェデリコ・フェリーニ、出演アルベルト・ソルディフランコインテルレンギ、フランコ・ファブリッツィ、レオポルド・トリエステ、リカルド・フェリーニほか。

 

フェリーニが育った北イタリアの港町リミニを舞台とした青春映画。

5人の若者たちはいずれもいまだ親や兄弟から自立できない甘えん坊のぐうたらばかり。故郷を出て都会で仕事を得て自立したいとは思っているものの、怠惰ゆえに実行できないでいるが・・・。

めざすものが見つからない青春の一コマ。

原題の「I VITELLONI」は“乳離れしない子牛”を意味し、転じて“怠惰な生活を送る若者”のことだとか。

 

民放のBSで放送していたアメリカ映画「バンテージポイント」。

2008年の作品。

監督ピート・トラヴィス、出演デニス・クエイドマシュー・フォックスフォレスト・ウィテカーシガニー・ウィーバーほか。

 

大統領暗殺をねらった事件の真相を8人の目撃者、8つの異なる視点で追ったサスペンス・アクション。

黒澤明監督の「羅生門」からアイデアをひねり出したというので「羅生門スタイル」と呼ばれているそうだ。

 

民放のBSで放送していたアメリカ・日本合作映画「ミステリー・トレイン」。

1989年の作品。

監督ジム・ジャームッシュ、出演・永瀬正敏工藤夕貴、ニコレッタ・ブラスキ、ジョー・ストラマーほか。

 

ロックンロールの町、メンフィスのホテルに3組の旅人が現れる一夜を3話オムニバスで描く。

第1話。アムトラックで日本から観光中のジュン(永瀬正敏)とミツコ(工藤夕貴)は、テネシー州のメンフィス駅で降車。エルビス・プレスリーのグレース邸見物のため重いスーツケースを引きずりながら歩くのだが、なぜかカール・パーキンスが収録したことで有名なサン・スタジオに着いてしまう。夜、2人はアーケードホテルという小さなホテルに泊まるが・・・。

一寸の虫にも・・・

金曜日朝の善福寺公園は始め曇りのち晴れ。風があると涼しい。

 

けさのカワセミは、上池にオスが1羽。f:id:macchi105:20210716090611j:plain

 

ムラサキツユクサが咲いている。f:id:macchi105:20210716090718j:plain

花の色が紫色をしていて、ツユクサに良く似ていることからこの名がついたが、もともと北アメリカ原産で、日本には明治時代に入ってきたといわれている。

早朝に花を咲かせ、3枚の花びらが特徴。

よくみると、雄しべからたくさんのフワフワの毛が枝分かれして生えている。f:id:macchi105:20210716090756j:plain

花糸と呼ばれるもので、雄しべの葯(やく)を支える役割をしているという。

実はこの花糸、細胞が1列に並んでできていて、顕微鏡でみると細胞の働きがよく分かるので、理科の細胞分裂や細胞流動などの生態観察に利用されることもあるんだとか。

 

葉っぱの上の小さな虫はセマダラコガネ。f:id:macchi105:20210716090822j:plain

近づいて観察すると、両方の後ろ脚をあげて威嚇のポーズ。f:id:macchi105:20210716090842j:plain

一寸の虫にも五分の魂。

 

ササグモかクサグモが獲物をゲット。

よくみると2匹のアリで、両方とも翅が生えている。f:id:macchi105:20210716090915j:plain

ふだん、アリに翅はないが、初夏のころから秋にかけての交尾期のときだけ翅が生える。同じ巣同士のオスとメスとの交尾を避けるため、女王アリとオスのアリには翅が生えて、巣から飛び立ってほかの巣のオスとメスに出会う。

女王アリの場合、交尾を終えて巣に戻れば翅はなくなって、オスから受け取った精子を体内にため込み、生涯にわたって卵を産み続ける。

一方、オスは交尾が終わればもはや用なしで、すぐに死んでしまう。

 

きのうも見たが、オレンジ色の小さなクモ。平面的な網ではなく、立体構造の網の中にいる。f:id:macchi105:20210716091014j:plain

ヒメグモだろうか。ヒメグモ類は不規則な網を張ることが多く、立体構造のものは籠網(かごあみ)と呼ばれているそうで、けさ見たのはまさしくそんな網だった。

上の白い丸いのは卵のうか。

 

網といえばけさも見つけた、ウズグモの網。f:id:macchi105:20210716091130j:plain

いつみても芸術的だ。

今の時代にも通じる「新国立劇場 反応工程」

東京・初台の新国立劇場小劇場で上演中の「反応工程」を観る。作・宮本研、演出・千葉哲也。25日まで。

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平日の昼間だったが、客席はほぼ埋まっていて、客層は男性は頭の白いオジサンが多かったが女性は若い人も目立った。

始めのうちは、役者が声を張り上げるのはいいとしても何を言ってるのかわからないことが多かったが(芝居を見ていてこれが一番困る)、そこは脚本と演出家の力なのだろう、だんだんと作品の世界に引きずり込まれていって、役者もだんだんうまく見えるようになってきて、最後は涙腺もゆるんで、とても感動的な舞台となった。舞台装置も秀逸。

 

もともとこの芝居は去年の4月に上演するはずだった。注目したのは宮本研の代表作の1つであるということ、そして出演者全員をオーディションで選ぶ、フルオーディション企画への期待からだった。

フルオーディションは、劇場と作品と俳優との新たな出会いを求め、小川絵梨子演劇芸術監督が立ち上げた企画だそうで、14人の出演者に対して1400人以上もの応募があったという。ところが、稽古を重ね、いざ初日が迫ろうとしていたときに新型コロナウイルスの蔓延により公演は中止。それでもあきらめずに、全出演者と全スタッフが再集結して、今年7月の上演が実現した。

 

舞台は太平洋戦争の敗色濃い1945年8月5日、九州中部にある軍需指定工場の"反応工程"の現場から始まる。
三井財閥(脚本では満井財閥となっていた)の工場は、石炭の副産物から染料をつくる工場だったが、今では石炭を化学変化させる工程で爆薬をつくり、ロケット燃料にする“反応工程”の現場となっていた。動員学徒も配属され、古株の工員らとともに汗を流しているが、大学進学を希望する動員学徒の一人田宮は、勤労課の職員である太宰から戦争の本質を説かれ、禁書となっている本を渡される。そんな中、動員学徒の一人に召集命令が下り、禁書も見つかり・・・。

 

戦時下の、いいたいことがいえない時代、大人たちにはこの戦争の先が見えてきているが、ただただ上に従うしかない。一方の学徒たちは、そんな大人たちの姿をみて反発を強めていくが、やはり表向き黙っているしかない。

「この世の中、どこかおかしい」と感じつつも、声に出していえないもどかしさ。それが軍国主義日本の、市井の人々の姿だった。

その中で若者たちは、苦悶しながらも真実を知ろうとし、生きることの本当の意味を問いただすのだった。

今の時代にも通じるテーマだ。

 

「反応工程」は宮本研(1926~88年)の戦後演劇界の記念碑ともいうべき作品と位置づけられていて、初演は終戦から12年後の1959年だった。彼自身も学徒動員の経験があり、そこから生まれた自伝的作品といわれる。

芝居の冒頭、工員の一人が、動員学徒の田宮が所持している禁書を手にとるが、それはレーニンの「帝国主義論」だった。

レーニン第一次大戦のさなかに書いたこの論文で、資本主義の発展は各国ごとに不均等であり、利潤追求のための再分割をもとめ、戦争に進むのは必然である、というようなことを書いている。

宮本研はこのレーニンの本を読み、自分の戦争体験と重ね合わせたのかもしれない。

 

おもしろかったのがひょうきんな役柄の見習い工、矢部が劇中で歌う「炭坑節」だった。舞台が九州の三井三池だから(しかも宮本の出身地も熊本県)、「炭坑節を歌います」というからてっきり「月が出た、出た~」のほうの炭坑節かと思ったら、福島・茨城にまたがる常磐炭鉱で歌い継がれた民謡「常磐炭坑節」の一節だった。

 

ハアー竪坑三千尺 降れば地獄よ 底に黄金の 黄金のヨー ドンと花が咲くよ

ハアー発破かければ 切羽がのびるよ のびる切羽が 切羽がヨー ドンと金となるよ

 

なるほど、劇中歌としてはこちらのほうがふさわしい感じがする。

 

ちなみに新国立劇場の「反応工程」のサイトでは上演台本を公開している。興味のある方はどうぞ。

 

https://c.logosware.com/rtnlpp/R8hHY/r/index.html

ニイニイゼミとミンミンゼミ

木曜日朝の善福寺公園は曇り。風がないので蒸し暑い。

 

上池では遠くのほうにカワセミが1羽。f:id:macchi105:20210715081951j:plain

ダイブしてエサをゲットしていた。f:id:macchi105:20210715082011j:plain

 

今年春に生まれた4羽のカルガモのヒナ。大人並みに大きくなっても、いまも仲よしで、お母さんと一緒。f:id:macchi105:20210715082204j:plain

 

今年初のニイニイゼミ。羽化直後で、ジッとしている。f:id:macchi105:20210715082229j:plain

 

すると、別の場所ではこれも今年初のミンミンゼミ。f:id:macchi105:20210715082254j:plain

こうしてみると、翅が透明で、もしも緑色っぽい木にとまっていたらまるでわからないだろう。これも、忍者の「隠形の術」に似た擬態効果をねらっているのか。

上からみたところ。f:id:macchi105:20210715082320j:plain

 

道端のツユクサに2匹のヒラタアブがホバリングしながら近づいていた。f:id:macchi105:20210715082341j:plain

どっちが蜜を吸うのか?

ジャンケンでもして勝ったからかどうか、1匹がとまって花の蜜を吸っていた。f:id:macchi105:20210715082406j:plain

 

アオバハゴロモ幼虫のニラメッコ

火曜日朝の善福寺公園は曇り。風があるので湿度は高いが比較的涼しい。

 

上池の遠くの方にカワセミが2羽とまっていたが、やがて1羽は去っていった。

残ったのはオスのようだ。f:id:macchi105:20210714085804j:plain

池をめぐって、さきほどカワセミがいたあたりを見ると、まだとまっていたのかとよく見ると、オスではなくメスのカワセミf:id:macchi105:20210714085827j:plain

いつの間にか入れ替わってた?

 

下池ではカワセミの2番子が公園デビューしたらしい。

 

2つの白い斑点がある小さなカメムシf:id:macchi105:20210714085851j:plain

ムラサキシラホシカメムシのようだ。

けさ見たのは黒っぽい色をしていたが、太陽光線の加減で紫色にも見えるのだろう。

それでついた名前が紫白星亀虫(ムラサキシラホシカメムシ)。

 

アオバハゴロモの幼虫が互いにニラメッコしていた。f:id:macchi105:20210714085916j:plain

ベッコウハゴロモの幼虫と同じに、白い蝋物質でできた綿毛のようなものを身にまとい、それが“天女の羽衣”のようだというのでアオバハゴロモの名がついた。

幼虫の体もベッコウハゴロモの幼虫とそっくり。

しかし、成虫になるとベッコウハゴロモは鼈甲色した翅を持つようになってチョウかガに擬態し、アオバハゴロモは緑の葉っぱに擬態する。

ちなみにアオバハゴロモラテン語の学名は「Geisha distinctissim」。Geishaは芸者の意味で、緑色の体を縁取る赤い色合いから、芸者がイメージされたらしい。

 

葉っぱにぶら下がっていたカマキリがなぜか大股びらきでこっちに向かってくる。f:id:macchi105:20210714085940j:plain

カマキリとニラメッコ。f:id:macchi105:20210714090033j:plain

 

羽化直後のアブラゼミf:id:macchi105:20210714090054j:plain

なかなかカワイイ目をしている。f:id:macchi105:20210714090121j:plain

真ん中の3つの単眼は赤い色のはずだが、このセミは真ん中だけが赤い。まだ羽化したてだからで、次第に色がついていくのだろうか。

 

カメが池のほとりを移動していた。f:id:macchi105:20210714090151j:plain

目の後方に赤い筋模様があるから、外来種ミシシッピアカミミガメだろうか。

きのうのワイン+映画「人情紙風船」

フランス・アルザスの赤ワイン「ピノ・ノワール・レゼルヴ(PINOT NOIR RESERVE)2019」

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生産者のトリンバックは、1626年に創業し、4世紀13代に渡って歴史と伝統を育んできたアルザスきっての名門ワイナリーだとか。

白ワインのイメージが強いアルザスだが、ピノ・ノワールの栽培も盛んで、全体の約10%程を占めていたのがここ10年で栽培面積を増やし、今では約15%と広がりをみせているという。

品のある味わい。

 

ワインの友で観たのは民放のBSで放送していた日本映画「人情紙風船」。

1937年の作品。

監督・山中貞雄、出演は「前進座総出演」とクレジットにあり、河原崎長十郎中村翫右衛門、山岸しづ江、霧立のぼるほか。

 

歌舞伎の「髪結新三」を脚色した時代劇。監督の山中貞雄は当時28歳の若さ。太平洋戦争さなかで、封切り日に召集令状を受け取った山中は翌年、中国で戦病死。映画への志半ばにして本作が遺作となった。

前進座は、歌舞伎界の門閥制や封建的なしきたりに不満を持つ若手歌舞伎俳優らが独立し、民主的な劇団運営をしようと1931年に創立した劇団。前進座の気概に共鳴した山中監督が「河内山宗俊」に続いて前進座総出演で制作したのが本作。

 

江戸時代の深川が舞台。貧乏長屋に住む髪結いの新三(中村翫右衛門)は、同じ長屋に住む浪人が首吊り自殺したというので、通夜をやるからと大家から酒をせしめ、住民仲間とどんちゃん騒ぎ。新三は賭場を巡ってヤクザの親分と揉めており、借金を抱えているため髪結いの道具を質屋に持ち込もうとするが相手にしてもらえない。困った新三は質屋の店主の娘であるお駒(霧立のぼる)を誘拐し、長屋に連れ込んでしまう。

一方、新三の隣に住んでいるのが浪人海野(河原崎長十郎)。ひょんなことから新三と親しくなり、お駒の誘拐にも協力してしまうが、何とか元の武士に戻ろうと父の知人に士官の口を頼もうと日参するが叶わない。新三はヤクザの親分との決闘に向かい、海野は世をはかなんだ妻の無理心中により夫婦ともに命を落とす。

武士の世界の非道さ。それにひきかえ、たくましく生きる市井の人々。通夜の馬鹿騒ぎは、底辺で生きる庶民の明るさを活写していた。

 

中村翫右衛門河原崎長十郎がともに若い。役者たちの演技のうまいこと。

4Kデジタル修復版なのでとても80年以上前の映画とは思えない出来ばえで、日本映画不朽の名作の1つ。

ヤマセミ? いえ、ムクドリ

火曜日朝の善福寺公園は曇り。朝から蒸し暑い。

 

上池にけさもカワセミ。オスのようで、メスを探しているような素振り。f:id:macchi105:20210713085542j:plain

 

上池から下池をつなぐ小川(遅野井川)でムクドリが水浴びてしていた。f:id:macchi105:20210713085628j:plain

水浴び直後は頭の毛がボーボーでヤマセミみたい。f:id:macchi105:20210713085650j:plain

 

下池では久しぶりにゴイサギの幼鳥ホシゴイ。だいぶ成鳥に近くなっていた。f:id:macchi105:20210713085729j:plain

エサを探してるかと思ったら前脚でカイカイしていて、こちらも毛を逆立てていた。f:id:macchi105:20210713085814j:plain

 

上池ではオスだったが、下池にはメスのカワセミf:id:macchi105:20210713085837j:plain

2番子が生まれたらしいから、わが子を探しているのか?

 

黒っぽくて細長いカメムシ。前脚が太くて、ポパイみたいな筋肉マン?f:id:macchi105:20210713085906j:plain

 

オレンジ色した小さなクモ。幼体だろうか。f:id:macchi105:20210713085931j:plain

そばにある白いボールのようなものはひょっとして卵の殻?

 

葉っぱの上でゴミが動いている。f:id:macchi105:20210713090037j:plain

ゴミを背負って移動するクサカゲロウの幼虫でした。

 

下池をめぐって上池に戻ると、さきほどのオスのカワセミか、やっぱりメスを探している。f:id:macchi105:20210713090129j:plain

 

池のほとりで葉っぱからぶら下がっているのは、大きくなったカマキリ。f:id:macchi105:20210713090157j:plain

葉っぱになった気分で獲物がやってくるのを待っているのだろう。

 

ハチに擬態したガ、コスカシバf:id:macchi105:20210713090219j:plain

尾っぽが軍配状になっているのでオスのようだ。