善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ジョウビとウグイス同時にあらわれた!

日曜日朝の善福寺公園は快晴。気温は比較的穏やかだが、風は冷たい。きょうを入れて2024年もあと10日。

 

上池をめぐっていると、枝の向こうにメスのカワセミ

飛んで行った先はヤエちゃんのテリトリーなので、ヤエちゃんだろうか。

先日来、メスが2羽でニラメッコしてたが、その後どうなったのか。

 

下池に回ると、まずはおととい見つけたトモエガモを探す。

いました!相変わらず美しいトモエ模様のお顔。

胸のあたりは赤みのある淡紫色で、前面は白っぽくゴマ粒のような斑点がたくさんある。

陸に上がってエサをついばみはじめた。

盛んに木の根っこあたりをつついている。

トモエガモは主に植物食で、イネの落穂や草の種子などのほか水生植物や藻類、昆虫、甲殻類、貝類なども食べるというが、好物はなんだろう?

ふたたび水の上に。4本の飾り羽が絵に描いたようだ。

首をひょいと持ち上げたところ。

何とも奇抜なデザインではないか。

 

そばにオオバンがいたが、トモエガモに比べると地味に見える。

足がかなり後ろについていて、水をかいているのがよくわかる。

オオバンカイツブリなどと同じ弁足という。

カモなどのいわゆる水かきは指と指のつけ根に膜が張っていて水をかくのに適しているが、弁足はつけ根からではなく指の各関節の横から膜が広がっていて、その分、泳ぐ速度は少し遅くなるという。

カイツブリは潜水に適した足の形なんだろうし、オオバンなどクイナの仲間は陸上を歩くことも多いから、そんなに急いで泳ぎたくはないのだろうか。

それにしてはオオバンが陸に上がっているところをほとんど見たことないが・・・。

 

下池を1周して再び上池に向かう。

途中、ギーギーと声がして、見上げるとコゲラが木をのぼっていく。

 

さらに歩いていくと、ヒッヒッとジョウビタキの声。

目を凝らすとジョウビタキがとまっていて、それだけでなく今度はチャッチャッというウグイスの地鳴きも聞こえてきて、ジョウビタキのすぐそばにウグイスもあらわれた。

どっちを写真に撮ろうか。

ここはやっぱり素早く藪の中に消えていくウグイスを先に、とパシャリ。

続いて、ジッと様子をうかがっているジョウビタキのオスをパシャリ。

ウグイスが赤い実を食べようとしているので、パシャリ。

するとジョウビタキが移動して竿の先にとまったので、あわててパシャリ。

お次はウグイスと、追いかけているうちにいなくなり、ジョウビタキもやがて姿を消した。

二兎追うものは・・・?