月曜日朝の善福寺公園は、夜来の雨が少し残っていたが、まあまあ曇り。ちょうどいい気温。
けさの散歩報告の前に、きのう食べた夕食のメニューのひとつ。
ハッセルバックポテトといって、スウェーデンの家庭料理。
ジャガイモに細かく切れ込みを入れて、切れ目にベーコンやチーズを挟んでオーブンで焼く。焼いてるうちに切れ目が開いてきて、とてもきれい。
食欲をそそる一品でした。
上池の水生植物アサザの群生地では、けさも2羽のハクセキレイ。
水に浮いた葉っぱの上を歩きながら、隠れている虫かなんかを探していた。
ナント、公園の片隅にサフランが咲いていた。
似たようなのにイヌサフランがあるが、イヌサフランはユリ科だがサフランはアヤメ科で、イヌサフランが9月下旬から10月上旬ぐらいに咲くのに対して、気温が10℃以下になる今ごろになって咲くのがサフラン。
イラン原産との説があるサフランは、青銅器時代から栽培されたといわれていて、雌しべを乾燥させたものが料理や薬用に使われている。
黄色いのは雄しべで、赤く伸びているのが雌しべ。
何本もあるように見えるが雌しべとしては1本で、先が3ないし4つに別れて伸びている。
古代ギリシアではサフランの黄色を珍重して王族だけが使うことを許された“ロイヤルカラー”とされたんだとか。
そんなものが何で善福寺公園に?
池をめぐっていると、けさもコサギがやってきていて、脚を踏ん張っていた。
上池を半周して、その後、下池を1周。
ふたたび上池に戻る途中、善福寺池のカワセミを長年観察しているカワセミウオッチャー氏からびっくりする情報。
上池の主のメスのヤエちゃんに異常が発生し、羽が傷ついてしまっているという。
よそからやってきた新参者のメスとバトルして、ケガを負ったらしい。
そういえばきのうもメスが2羽でにらめっこしていて、よそ者のメスが盛んに威嚇する行動をとっていた。
ついにくちばしをつっつき合うバトルに発展し、ヤエちゃんはやられちゃったのか?
心配しながら池をめぐっていると、遠くで2羽のカワセミが空中戦をやっていた。
やがて離れたところにとまったが、1羽はメス。
よそ者のメスだろうか?
しかし、バトルの相手はメスのヤエちゃんじゃなくてオスのようだ。
とするとヤエちゃんのパートナー、マルちゃんか。
それとも、これもよそからやってきたオスの新参者か?
傷ついたヤエちゃんはどこへ行ったのか?
さらに池をめぐっていると、目の前にカワセミ。
さきほどのオスが飛んできたのか。
このところ公園で目につくのがヒヨドリ。
首をのばして様子をうかがうポーズがかわいかった。
帰り道、熟れた柿を食べにメジロがやってきてるところに遭遇。
ちょうど食べごろなのか、いくつもの柿が食べられている。
同じ甘いもの好きのヒヨドリもやってきた。
体の大きいヒヨドリに負けじとメジロも首をのばして実をつついていた。