火曜日朝の善福寺公園は晴れ。午前6時の時点ですでに都心は28℃超。猛暑続く。涼を求めて木陰を歩く。
けさは公園1周して4羽のカワセミと出会う。
まずは、上池のいつもの場所にマルちゃんらしいオスのカワセミ。
けさも背伸びしてるからか、ほっそりしているが、どうもいつもと様子が違うのが気になる。
羽は黒ずみ、目も落ちくぼんでいる感じ。
どうしたのか、ほかの個体とバトルしたのか、それとも猛禽系に追われたのだろうか?
下池に向かう途中にはコムラサキ。
光線の加減かオレンジ色が強い。それとも紫色にならないメスかな?
脱皮した直後のジョロウグモ。
クモや昆虫など硬い殻を持つ動物は脱皮するごとに体を大きくしていく。
ジョロウグモの場合、生体になるまでにメスだと8回、オスでは7回、脱皮を繰り返すという。
下池をめぐっていると、水面に浮いている水草の上にギンヤンマのオスとメスがつながったまま飛んできて、産卵を始めた。
ギンヤンマの場合、交尾のあと、オスがメスの首根っこを押さえたままの連結産卵をする。
カメラを構えてシャッターを押そうとしたら、そこへポチャンと何かが落ちてきた。
何とそれはカワセミだった。
カワセミはつながったままのギンヤンマを小魚と勘違いしたのか、エサだと思ってダイブしてきたようだ。
ギンヤンマは逃げていってしまい、近くの枝にカワセミがとまった。
どうやらオスのようだが、慌てん坊のカワセミ。
さらに歩いていると今のカワセミらしいのが、今度は2羽で飛んでいった。
1羽は幼鳥っぽかったから、親子なのか、きょうだいか、それとも闖入者を追っかけていたのか。
別の場所では、メスのカワセミ。
上池にいたヤエちゃんが下池までエサを求めてやってきたのだろうか?
ふたたび上池に戻ると、コサギが長い首を伸ばしている。
水面に映る自分を見てうっとりするナルキッソスみたい。