善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

キョロキョロするアオゲラ

木曜日朝の善福寺公園は曇り。暑くもなく寒くもない、ちょうどいい気温。

 

公園に行く途中、アオゲラの声がするので目を凝らすと、木をのぼっていくところだった。

見晴らしのいいあたりでキョロキョロしている。f:id:macchi105:20210930091844j:plain

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どこへ行こうかと思案しているのだろうか。f:id:macchi105:20210930091921j:plain

頭のてっぺんが赤いのがよくわかる。f:id:macchi105:20210930091940j:plain

しばらくキョロキョロしていて、やがて公園方向に飛んでいった。

 

公園では、ハナセンナ(カッシア)が咲き出した。f:id:macchi105:20210930092015j:plain

別名「アンデスの乙女」。

ブラジル、アルゼンチン原産の常緑低木で、昭和初期に渡来し、暖地で観賞用に植えられているという。

 

けさのカワセミは、上池に2羽、下池にも2羽。

まずは上池の1羽。メスのようだ。f:id:macchi105:20210930092034j:plain

水浴び直後で身繕い中。

離れた場所にいるのは若造クンだろうか。f:id:macchi105:20210930092132j:plain

 

下池にまわると、久々にオスのカワセミf:id:macchi105:20210930092152j:plain

なかなか凛々しい。f:id:macchi105:20210930092205j:plain

 

池をめぐっていると今度はメスのカワセミf:id:macchi105:20210930092223j:plain

向こうむきでこっちを向いている。

まー、よく首のまわること。

うわさではつい最近、公園デビューしたばかりの幼鳥がいるらしいが。

繁殖期はとうにすぎたと思ったら・・・。

 

上池に戻って、きのう交接(交尾)していたジョロウグモを探すが、姿が見えない。

産卵場所を探しに行ったのか?

別のジョロウグモのメスがいて、離れたところに何と3匹のオスがスキを狙っている。

きのうのジョロウグモがいたあたりには緑色のクモ。f:id:macchi105:20210930092303j:plain

サツマノミダマシだろうかと近づくと、サササッとすばやく逃げて行く。f:id:macchi105:20210930092325j:plain

サッサと逃げて行って、葉っぱの陰というか、葉っぱでつくった筒の中に隠れてしまった。f:id:macchi105:20210930092356j:plain

うむ、上手に隠れている。

ふだんはここに隠れていて、獲物がやってきたら出てくるのだろうか。f:id:macchi105:20210930092421j:plain

よくみると、葉っぱを上手に曲げてそこに細かく網を張っていて、筒のようになっている。

サツマノミダマシがこんな“隠れ家”を持っているのか?と帰って調べたら、アオオニグモとかビジョオニグモはこうした“隠れ家”を作るらしい。

その作り方はというと、まず枠糸の一本を葉に結びつけて、葉っぱをほどよく曲げから自分の体がすんなり入るスペースを確保して糸でかがるという。これで自分の住居の完成。緑色のおなかが緑の葉っぱと同じ色になるので、保護色となって“隠れ家”にピッタリというわけだ。

お見事!というほかはない。