善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

久しぶりの若いカワセミくん

敬老の日の月曜日朝の善福寺公園は快晴。引き続き残暑きびしく湿度も高い。

 

公園に着くなり、フヨウの花にとまっていた小さなガ。

黒褐色地に左右に2段ずつの白い紋。

フタテンヒメヨトウガだろうか。

 

上池をまわろうとしたら、池の真ん中あたりにカワセミがいる。

まだ脚が赤くなってなくて、下のクチバシは半分赤い。

今年生まれた若造のようだ。

このあたりはいつもだとカワセミがよくとまっているのだが、この夏はほとんど姿を見せなかったから、久しぶり。

しかし、今まで見たことない感じで、どこかからか飛んできたのか。

やけにキョロキョロしている。

エサを十分に獲れてないのかやせっぽちに見えるが・・・。

 

池のほとりでアカボシゴマダラが翅を休めていた。

葉っぱに埋もれるようにしている。

 

上池を半周して下池へ。

途中の林で小鳥たちの群れと遭遇。

コゲラがエサを探して木を登っている。

エナガも朝の食事に忙しそうだ。

 

ジョロウグモのメスに背後からオスが近づいている。

下の大きいほうがメスで、メスの網にこっそり侵入してきたオス。
オスとしてはメスと交接(クモの場合は交尾といわず交接という)したいんだが、不用意に近づくとメスに食べられちゃうので、ソーッと接近して、チャンスをねらってる感じ。

 

下池を1周して再び上池へ。

池の中から突き出た杭の上にカマキリがいた。

翅の中ほどに白い斑点があるのでハラビロカマキリのようだ。

カマキリを見るのは久々だが、なぜ池の上に?

翅があるから飛べるんだろうけど。

夏のはじめのころまでは公園内でもよく見かけたカマキリだが、ここ1カ月ほどはとんと姿を見なかった。

ようやく秋になって多少涼しくなり、繁殖の季節になって姿をあらわすようになってきたのだろうか?