水曜日朝の善福寺公園は晴れ。気温はさほど低くなく、散歩にピッタリの陽気。
上池をめぐろうとして、けさ最初に見つけたのがカワセミ。
オスのようだが、羽毛が乱れてモシャモシャ。
池をめぐっていると、カルガモのオスとメスがポンピングしている。
首を上下させるポンピングは交尾のときの互いのサインで、オスが「交尾してもいいですか?」と聞くと、メス「オッケーよ」と答える。
すると早くもメスが交尾を受け入れる姿勢。
オスは後ろにまわって乗っかろうとしている。
メスはオスの重みで体のほとんどが水の中。
すぐに離れてしまったが、カルガモの繁殖期は春以降の4~7月ぐらいにかけて。何で繁殖期でもないのに交尾するのかというと、これはホントの交尾ではなく「疑似交尾」と呼ばれるもので、本番に備えた交尾の練習だ。
カルガモはオスとメスで一夫一婦制。といっても生涯というわけではなく、繁殖期ごとにつがい(番)をつくるのだが、繁殖期の前年の冬ぐらいからつがいをつくり、一夫一婦となって子どもをつくる。
本番に備えて、ときどきこうして練習しているというわけなのだ。
カマキリの卵を見つけた。
上池を半周して下池へ。
けさはあちこちでおなかをプリンプリンに膨らませたジョロウグモを見る。
そろそろ産卵が近いのだろうか。
下池をめぐっていると、コンコンコンコンと幹をつつく音。
見上げるとコゲラが食事中だった。゛
次の木に飛び移ろうとしているところ。
ここにもおなかぷっくりのジョロウグモ。
下池を1周して再び上池へ。
カワセミが近くにとまっていたが、様子がおかしい。
メスのようが、身を低くして警戒の素振り?
今度は背伸びのポーズ。
これも相手への威嚇のポーズか?
もう1羽は隠れて見えないが、どうやら2羽でにらめっこしてるみたいで、やがて追いかけっこを始めた。
うーむ、縄張り争いはまだ決着がつかないのか。
ここにも、ハデハデ模様のジョロウグモ。
池をめぐっているとまたまたカワセミ。
さきほどのカワセミ?
追っかけっこは決着がついたのかな?
遠くの対岸近くを泳いでいるのはオスのマガモ。
メスに続いてオスもやってきたようだ。
さらに池をめぐっているとまたまたカワセミ。
さっきのとは違うようだが、葉っぱの陰に隠れるのが好きな子かな?
ひょっとして追っかけっこしている2羽とは別で、第3のカワセミ?
公園を1周して、帰ろうとしたら上の方からエナガの声が聞こえる。
エナガやシジュウカラの群れが朝食のため移動しているところだった。
かなり数が多いが、すばしっこいこと!
やっととまってくれたのがいて、パチリ。
すぐに飛び立っていった。
だいぶ赤くなっていた。
同じミズキ科の落葉樹で似たような花を咲かせるヤマボウシと比べ、実の形もでき方もかなり違っていて、生存戦略はそれぞれに違っているところがおもしろい。