木曜日朝の善福寺公園は曇り。きょうから8月。あさは曇ってる分いくぶん涼しい。
上池をめぐっていると、きのうカワセミの幼鳥がいたあたりに再び幼鳥。
先に来ていた善福寺池のカワセミに詳しいカワセミウオッチャーによると、川(善福寺川)のほうからやってきたらしいきのうの幼鳥とは別で、けさのは、ここで子育てしていたオスのマルちゃんとメスのヤエちゃんの子どもではないか、という。
ということは、巣立ったばかりの幼鳥がけさ、公園デビューしたに違いない。
全部で3羽いて、親も含めて4羽が並んでとまっているところを確認したという。
今はというと、それぞれが離れたところにとまっていて、親からの給餌を待っているようだ。
対岸に 別の 1羽がいたので近づいていく。
まだ全体に黒っぽく、脚も黒い。
くちばしが短くて、先が白くなっている。幼鳥の証拠だ。
親がエサを運んでくるのを待ってるらしく、ジッと動かずにいる。
しかし、親はなかなかあらわれない。
ときどき羽繕いしている。
それでも親はやってこない。
まだ自分でエサを獲ることができないので、ひたすら待つしかない。
遠くの対岸には、最初に見た幼鳥が1羽。
すると、遠くから親鳥が飛んできた。
父親のマルちゃんのようで、給餌するのかな?と思ったらエサをくわえたまま通りすぎ、対岸にいる幼鳥のほうに飛んで行った。
どうやら1羽ずつ順番にエサを与えているようだ。
給餌が始まったが、左がエサをくわえた親で、右が幼鳥。
なかなかうまく給餌ができず、何度もやってようやく給餌が完了。
親はすぐに次のエサ獲りに飛んで行った。
今度こそ近くにいる子の番だろうと待つ。
しかし、親はなかなかあらわれない。
エサを獲るのはそう簡単にはいかないのだろう。
それでもジッと待つ幼鳥。ときどき小さな声で鳴いたりするが、おなかをすかしているに違いない。
すると、幼鳥が水面にダイブし、何かをくわえた。
おなかがすきすぎて、親を待っていられなくて自分でエサをゲットしたのだろうか?
それにしては成長が早すぎるなとよく見ると、何と、幼鳥がくわえているのは池に浮かんでいた枯れ葉だった。
カワセミの幼鳥は、慣れてくると親から教えられて水面にダイブするようになり、練習を繰り返してエサ獲りの仕方を覚えていくという。
水面に動くものがあったので、魚と思ってくわえたら、実は枯れ葉だったようだ。
それほどこの子はおなかをすかしているのか。
結局、枯れ葉は捨ててしまい、やがて、対岸に飛んで行って2羽の幼鳥が並んでとまった。
ひたすら親鳥を待っているようだ。
なかなか親鳥があらわれないので、こちらもシビレをきらし、散歩を続ける。
すると、2羽の幼鳥とは別のカワセミがとまっていた。
葉っぱの陰になってよくわからないが、父親のマルちゃんがエサをねらってるのかな?と思ってよく見たら、くちばしがみじかくて先が白っぽい。
3羽目の幼鳥だろうか?ハテ?