火曜日朝の善福寺公園は快晴。きのうと変わらぬ猛暑。都心では午前6時の時点で30℃を超えてたというから、きのう以上か。
公園に着くと、久々、ラミーカミキリがお出迎え。
繁殖期は初夏のころで、そのころは成虫をよく見たが、真夏になって見ることはなくなっていた。長生きした成虫なのか、片方の触角が欠けているが、タキシードを着たガイコツの風貌は変わらず。
小さな小さなバッタ、それともキリギリス?
始めバッタの赤ちゃんかと思ったが、長い触角からするとキリギリス系か。
CDディスクみたいなクモの網。
朝日に照らされて美しい。
大きいお目めが自慢のイトトンボの正面顔。
白帯(はくたい)に誘われて近寄ったところを捕まっちゃったのか。
池をめぐっていたらツマグロヒョウモンらしきチョウがヒラヒラとんできて、地面に降りた。どうやら口吻を伸ばして地面のミネラル分を吸ってるらしい。
きのうも同じような光景を見たが、始めツマグロヒョウモンのメスかと思ったが、近くにとまったのでよく見ると、ツマグロではなく、ツマグロよりずっと小型の、ヒメアカタテハだった。
ヒメアカタテハのオスだとすると、チョウで吸水行動するのはオスのみといわれるから、納得がいく。
朱色地に黒い紋のある、やや小型のタテハチョウ。
ヒョウ柄のツマグロヒョウモンとも似ている気がするが、ツマのあたりなどは明らかに違う。
ヒメアカタテハは移動性が強く、2000~3000㎞を移動するといわれ、北アフリカから地中海を渡りアルプスを越えて北ヨーロッパまで移動するのがニュースになり、ときに巨大な群れが気象レーダーに雲のように映って話題になったこともあるそうで、ひょっとしてけさ見たのも、旅の途中で翅を休めているのだろうか?
けさもあちこちでムギワラトンボが交尾中。
太い木の幹にとまって交尾中。
葉っぱの上でも交尾中。
チョウトンボがアカトンボとデート中?
チョウトンボの翅の表は黒と紫が合わさったようなメタリック色。
裏は茶色っぽく見えるのは構造色のいたずらか?
羽化直後のニイニイゼミの正面顔。
下池を1周して上池に戻ると、ボート乗り場にカワセミがやってきた。
ボートの上にとまったところを見ると、メスのようだ。
しかし、ただいま子育て中のヤエちゃんとは違う感じ。
あちこち移動して手漕ぎボートのオールの上。
最近見かけるようになったよそからの闖入者だろうか?
エサ獲りより、しきりに警戒しているふうだった。
アオサギが翅を広げて日向ぼっこ?
だけど暑いためか、のどをブルブルふるわせて温度調節しているようだ。