善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カワセミのお母さんだっておなかがすく

土曜日朝の善福寺公園は快晴。このところ雨が続いて、久々の晴れ間。朝は気温も低く、さわやか、だったのは始めだけで、次第に蒸し暑くなっていく。

 

ミンミンゼミが鳴き始めていた。

上池を半周して下池に向かっていると、羽化中のニイニイゼミを発見。

盛んにそっくり返って殻から抜けだそうとしている。

セミはだいたい明け方までには羽化を完了しているものだが、中には朝が好きなのもいるのだろうか。

 

下池をめぐっていると、イトトンボが盛んに飛んでいる。

久々の晴れ間を喜んでいるかのようだ。

 

アベリアの花にやってきたのはツマグロヒョウモン

 

チョウトンボも飛んでいた。

 

カワセミが枝にとまっている。

子育て中のメスのヤエちゃんのようだ。

ダイブして、エビらしい獲物をゲット。

ヤエちゃんはけさは何度もエサをくわえて巣に運んでいたらしいが、今度は自分で食べてしまった。

やっぱりエビはヒナには与えづらいのだろうか?

それとも、母親だってやっぱりおなかがすくし、それにヤエちゃんはエビには目がないのだろうか?

 

先日はジャコウアゲハの蛹が羽化したあとで、羽化の瞬間を見ることができなかったが、新たにジャコウアゲハの幼虫が次々に育っている。

目の前にいたのでつっついたら、黄色い臭角を出した。

天敵から攻撃されたときに、身を守るために出すのがこの臭角で、独特のにおいを発散させて敵を威嚇するのだとか。

ごめーん、悪気はなかったよー。

 

サルスベリが咲き始めた。

夏本番だ。