善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

子育てするハートマークのカメムシ

木曜日朝の善福寺公園は小雨。さほど歩きにくくはなさそうなので傘を持って出かける。

 

雨が降ってもアオサギは平気な様子。

やっぱりアオサギは水鳥だ。

 

カワセミもエサを獲るため水中にダイブするから水鳥か。

遠くでオスのマルちゃんらしいのがとまっていた。

子育てはどうなってるの?

 

アゲハチョウが翅を休めていた。

かなり大きいが、翅はボロボロ。尻尾の突起もとれちゃってる。歴戦の果てだろうか。

カラスアゲハ、それともクロアゲハ?

大きさからすると夏型か。

チョウには蛹で越冬する春型と春に生まれて夏に成虫になる夏型とがあるが、総じて夏型は春型よりひとまわり大きいという。

成虫の大きい小さいは幼虫のときに食べた葉っぱの量で決まる。

秋から冬に幼虫時代をすごす春型は、どうしたって葉っぱが乏しいときをすごさなければいけないし、葉っぱが豊富な夏型はもりもり食べて大きくなる。

何だか人間も似ているような・・・。

 

ハートマークのついたカメムシ発見!

名前はエサキモンキツノカメムシ

昆虫学者の江崎悌三氏が学名をつけ、背中のハートマークの紋が黄色いので紋黄、ツノカメムシ科の仲間、というので「江崎紋黄角亀虫(エサキモンキツノカメムシ)」。

昆虫はふつう、親は産みっぱなしでどこかへいっちゃうが、自分が産んだ卵や孵った幼虫をメス親が守る習性があるのだとか。

ハートマークはただの飾りではない?