水曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。始め風が冷たかったが、やがて暖かくなる。
上池をめぐっていると、オスらしいカワセミが小魚をゲット。
給餌くわえしてどこかへ飛んで行った。
マルちゃんが下池の巣に向かっていってヒナにエサをあげるのか、それともよそから来た新規参入者がメスに求愛給餌するのか?
エナガの群れと遭遇。
まぶたのあたりが赤いから、巣立って間もない幼鳥のようだ。
幼鳥とてもう一人前なのかな?
親からのエサを待ってないで、自分で探している。
でも、その動きはやっぱり幼くて、カワイイ!
下池に向かうと、カワセミが飛んできてとまった。
メスのヤエちゃんのようで、すぐに見えなくなった。
ジャノメチョウが葉っぱの上に。
いつもは翅を立ててとまるが、珍しく翅を広げている。
複雑な模様の翅を持つガ。
ムーミン模様があるからオオウンモンクチバか。
雲紋状の翅で、正三角形に近い形が美しい。
キバラヘリカメムシが葉っぱの上をお散歩中。
おなかが黄色いヘリカメムシの仲間。
脚も半分黄色くてツートンカラー。
上池に戻ると、キンシバイ(金糸梅)が咲き始めていた。
シャンデリアみたいな形をしてるのは?
実が熟してタネを飛ばしたあとがシャンデリアみたいに見える。
在来種のゲンノショウコも同じように種を飛ばし、そのあとが御神輿みたいだというので“ミコシグサ”とも呼ばれるが、北アメリカ原産で帰化植物のアメリカフロウも同じメカニズムでタネを飛ばしている。
タネを飛ばす前の様子。根元の黒いサヤの中にタネが入っていて、熟してくるとクルリと巻上がってきてタネを飛ばす。
遠くにタネを飛ばすことで子孫繁栄を図っているのだろう。
命をつないでいく巧みな仕掛けは、人間が考え出した投石器なんかよりずっと以前に、植物が編み出したものだろう。
自然は卓越した発明家。