善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

7羽のカワセミが並ぶ壮観

火曜日朝の善福寺公園は曇り。日が陰っていて、きのうよりはすごしやすい感じ。

 

けさ、公園で最初に見つけたのはラミーカミキリ

よく見ると、いつもは白く見える部分がだいぶ青い。

ラミーカミキリは白色から黄白色、青白色と個体によって違いがあるらしい。

 

その近くでは、ササグモが獲物をゲットしたところだった。



上池のカワセミ家族はどうなってるか?

けさもにぎやか。

右から2羽目が母親のサクラで、幼鳥が3羽。

1羽に給餌した直後なのか、「ボクにもおくれよ~!」と訴えている。

さらにもう1羽増えて、幼鳥は4羽。

するとサクラは離れたところに飛んで行って小魚をゲット。

近くにいた子に給餌していた。

もらった子は、獲物が大きかったものだからなかなか飲み込めず、みんながいるところまで飛んできてようやく飲み込んだ。

それを見て「ぼくにも~」「私にも~」と幼鳥たちが集まってきた。

何と、1列に7羽のカワセミが並んでなかなか壮観!

勘定すると、左から2番目は親のようだが、のこりはみんな幼鳥に見える。

ということは、上池の幼鳥は全部で6羽!?

父親の文二はいないようで、母親のサクラと幼鳥が6羽で合計7羽。

下池にも幼鳥がいるというから、そこから飛んできた可能性もあるが、仲のよさそうな感じからするとみんな家族みたいに見える。

やがて母親がいなくなると、幼鳥たちも散っていったが、残ったのがおしゃべりしてる?

「あれなーに?」とでもいってるのか。

だが、それにしても父親の文二はどうしたのか?

 

下池にまわると、カワセミの声がして飛ぶところを見たが、とまってくれなくて消えていった。

 

触角を目いっぱい広げているカミキリムシ。

ナガゴマフカミキリのようだ。

 

サトキマダラヒカゲ

かわいそうに翅の端の方が千切れている。



ゴイサギがエサをねらっている。

赤い目が妖しい感じ。

 

下池を1周して再び上池へ。

池の淵の目の前にサクラらしいメスのカワセミ

子どもにばかりエサを与えているからか、少しやせた感じがするんだが。

獲物をゲットして痛めつけはじめた。

きっと子どもに給餌するに違いないと、急いで幼鳥たちのいるところに行くが、サクラはなかなかあらわれない。

幼鳥たちはそれぞれ好きなところにいて休んでいる。

結局サクラは自分でエサを食べちゃったようだ。

そりゃそうだ、ハラが減っては戦ができぬ。

遠くからだったけど、あらためて幼鳥らしきカワセミを勘定したら、やっぱり6羽いた(ひょっとして大人も紛れ込んでるかもしれないが)。