木曜日朝の善福寺公園は曇りときどき晴れ。
上池では、カワセミの声がして、遠くにオスの文二らしいのがとまった。
上池を半周して下池へ。
ここでもカワセミの声がして、2羽のカワセミが並んでとまったが、すぐに別れ別れに。
1羽だけ残ったのはメスだった。
新しく三郎の奥さんになったケイコのようだ。
ウワサでは聞いていたが、初めてのお目もじ。
目が大きくて美人顔だ。
三郎はもともと上池の南半分にテリトリーを持っていたが、上池で北半分にテリトリーを持っていた文二と、メスのサクラが所帯を持ったので、繁殖期になって別のメスを求めて下池にやってきた。
そこで新たにやってきたメスのケイコというパートナーを得て、どうやら現在、子づくり中らしいのだ。
ケイコがいなくなって、目の前をエサをくわえた三郎らしいのが茂みの中へと消えていった。
ひょっとして、ヒナが産声を上げていて、給餌のためにエサを運んでいったのだろうか?
だとしたらヒナの公園デビューが楽しみなんだが。
先日見つけたのと同じメタリックに輝くテントウムシ。
再び上池に戻ると、カワセミのオスの文二らしいのがエサをねらっていた。
今にも飛び込もうという姿勢。
見事、小魚をゲット。しかし、すぐにポロリと落としてしまい、次の獲物をねらっていた。
エサ獲り上手のカワセミも、サルも木から落ちるの如し。
マユミの木で、けさもキバラヘリカメムシが交尾中。
四角いマユミの実の“布団”の上で、うまい具合につながっていた。