日曜日朝の善福寺公園は快晴。おととい、きのうと大雨が降り、ようやく晴れて散歩ができた。
上池には文二らしいオスのカワセミ。
葉っぱの上に花びらが落ちているのかと思ったら、ガだった。
細長い体形をしたホソバの仲間、キシタホソバ。
脚を出してなかったらとてもガとは思わなかっただろう。
擬態のワザだろうか。
上池を半周して下池へ。
2羽のカワセミが至近距離で並んでとまっている。
右がメスで左がオス。
何か盛んに“会話”している。
善福寺池のカワセミに詳しいカワセミウオッチャーによると、右のメスは最近、下池にあらわれるようになったケイコで、左のオスは小四郎という。
たしかケイコは上池からやってきた三郎とカップルになり、恋に敗れた小四郎はどこか別のところに去っていったはず。
それなのになぜまた・・・?
三郎はどうしちゃったんだろうか?
しかし、しばらく観察すると、積極的に小四郎に近づいているのはケイコのほうで、小四郎はケイコが近づいてくるとすぐに飛び立って少し離れたところにとまり、また2羽は少しずつ近づき・・・を繰り返している。
他人(ひと)の恋路は、わからない。
前脚をめいっぱい広げているのはカニグモの仲間か。
近づくと、さらに脚を広げて向かってきた。
何て強がりなクモ。
離れたところにも同じようなクモ。
脚を縮めているのは休憩中なのかな?
再び上池に戻ると、対岸の遠くの方でカワセミがエサを給餌くわえしている。
オスのように見えるからさきほどの文二だろうか。
やがて巣があるだろう方向に飛んで行った。
巣で抱卵しているメスのサクラへの給餌か、それとも生まれたばかりの二番子のヒナへの給餌か?
期待が高まっちゃう。
池をめぐっていると、さきほどエサを運んでいた文二がもう戻っていた。