金曜日朝の善福寺公園は快晴。うららかな日和。
公園に着くなりシロハラと遭遇。
ツグミなどと同じにシベリアあたりからやってきた冬鳥で、春になると北へ帰っていくが、まだ名残惜しいのか。
早くもキンラン(金蘭)が咲き出していた。
ほかにも開花直前のキンランがチラホラ。
去年は4月の20日すぎに咲いていたから、サクラ同様、早い開花だ。
丘陵地などのコナラ・クヌギなどを主体とする落葉樹林に生育する地生ランの一種。
花が完全には開かないことも特徴という。晴れて暖かい日中はもう少し開くが。
森林の減少、それに心ない園芸目的の採集などにより絶滅危惧植物に指定されている希少な植物。
キンランは特殊な菌類との共生をする植物で、周辺環境と土壌環境が生育の絶対条件になっていて、キンランを別の場所で育てようとしても繁殖させるのは難しい。それなのにこっそり盗み去る人がいるらしい。
池の小島の高い木に巻きついて、フジの花が水面近くまで伸びていた。
下池をめぐっていると、オスのカワセミが飛んできてとまった。
今、下池では、メスのサクラをめぐって、オスの三郎、小四郎が争っているらしくて、さらには上池から文二もやってきているんだとか。
文二とサクラは上池でラブラブだったはずだが、ハテ?
それにきのうはヒナにエサを給餌するらしいサクラの姿を見たのだが、ハテ?
きのう見つけたウグイスカグラの赤い実。
落ちてたのを食べてみたら、甘くておいしい!
上池に戻ると、アオサギが1本脚で立っていた。
公園のウメがたくさんの実をつけていた。
春は花だけでなく、実りの季節でもあるようだ。