善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

ユリノキはなぜユリか?

水曜日朝の善福寺公園は曇りときどき晴れ。すがすがしい朝。
 
ユリノキの花が咲いていた。
かなり樹高の高い大木で、花も高いところに咲いている。
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もともとアメリカ中部及び東部(アパラチア山脈)を原産とする落葉樹で、原産地のアメリカでは樹高60mにも達するというから、アメリカの国土同様にデッカイ木なのだろう。
明治元年(1868)新宿御苑に植栽された株が日本初とされるんだとか。
 
それにしてもユリといえば「歩く姿は百合の花」のユリ科の花を連想するが、モクレン科のこの木がなぜユリノキなのか?
学名は「Liriodendron tulipfera」で、tulipferaとは「チューリップのような花をつける」の意味。今ごろの季節にチューリップのようなクリーム色とオレンジ色の花を咲かせることから別名「チューリップの木」と呼ばれるのだが、日本に渡来したころはチューリップがあまり一般的でなかったため、見た目が似ていてだれでも知っているユリ科のユリに見立てたといわれている。
 
先日見た「シャリンバイ」同様、植物の名前の由来はおもしろい。
 
けさもカワセミ
上池にオスとメス、と思ったら、こちらはメス。
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少し離れたところにもメス。
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オスは何処に?
 
 
一方、下池ではオスのカワセミ
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対岸にはメスもいたというから、上池で見るのとは別の個体だろう。