善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

晩秋の赤ちゃんキリギリス

木曜日朝の善福寺公園は曇りときどき雨。テレビの天気予報では雨はだんだんやんでいくとのことだったが、だんだん降ってきたので早々に撤退。このごろ予報はハズレばかり。予報が難しい時期なのか。

 

公園に着くと、手すりに小さなバッタがジッとしている。

体長5㎜ほどの赤ちゃんか。しかし、脚は長く、触角はさらに長い。

キリギリス系と思うが、こんな寒い冬間近に生まれて、大丈夫なんだろうか?

 

けさの上池のカワセミは、オスのマルちゃん、メスのヤエちゃんの姿はなし。

池の中央付近に、今年生まれたシローくんらしいオスのカワセミ

 

下池に回ると、カワセミが池を周回するように飛んでいた。

ときどきとまってくれるが、すぐにいなくなる。

朝から忙しいカワセミ

 

高い木の枝にとまっていたのは、シロハラだ。

おなかが白く、クリクリお目メが特徴で、今シーズン初の御目文字。

中国東北部からロシア沿岸地方にかけての地域で繁殖し、冬になると日本にやってくる渡り鳥。

羽の色が灰褐色で、おなかが白いのでシロハラ

ツグミ属に分類され、学名の「Turdus pallidus」は「薄黄色のツグミ」という意味だとか。

しきりに小さく鳴き声をあげていたから、仲間を探しているのか。

 

けさも藪の中からジョウビタキやウグイスの声。

しばらく待ったけど、とうとう姿を見せてくれなかった。