善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+映画「決断の3時10分」

イタリア・トスカーナの赤ワイン「ジンガリZINGARI2015
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ワイナリーはペトラ。
メルロ、プティ・ヴェルド、シラー、サンジョヴェーゼをそれぞれ25%ずつブレンド
渋みがさわやか。
 
ワインの友で観たのはNHKBSで放送していたアメリカ映画「決断の310分」。
 

1957年制作のアメリカ西部劇。原題は「3:10TO YUMA」。

監督デルマー・デイビス、出演グレン・フォードヴァン・ヘフリン、レオラ・ダナほか。
 
牧場を維持する金が必要なダン(ヴァン・ヘフリン)は、強盗団のボス(グレン・フォード)を、刑務所のあるユマ行きの汽車がでる駅まで護送する危険な仕事を請け負う。
途中のホテルで、ダンはボスの解放と引き換えに大金を提示されるが…。
310分の汽車の発車時刻まで、ダンと、ボスの奪還を狙う子分たちとの息詰まる攻防を描く。
 
主役は、善良で家族思いながら貧乏な牧場主・ヴァン・ヘフリンかと思いきや、実は悪役の強盗団のボス・グレン・フォードが主役。ひたすらニヒルでカッコイイ。
2007年にリメイクされたが、このときもカッコイイ悪者役をラッセル・クロウが演じていた。
そういえばヴァン・ヘフリンは「シェーン」のときも善良な牧場の主人で、シェーンのアラン・ラッドの引き立て役だったっけ。
 
フランキー・レーンの歌にシビれる。
 
ついでにその前に観たのが「ギルバート・グレイプ
以前観た「ラスト・ショー(1971年)という映画を思い出した。
やっぱりアメリカの片田舎を舞台にした多感な青年の物語だったが、ワタシ的には「ラスト・ショー」のほうが心に残っている。
ギルバート・グレイプ」の監督は、ラスト・ショー」にリスペクトしてこの映画をつくったんじゃないかとさえ思ったが。