17~18日にかけて仕事で大阪へ行ったついでに観光も少し。
仕事のついでにしてはなかなか充実した2日間だった。
まずは1日目、12時半発のJRLで伊丹へ。
モノレール、地下鉄と乗り継いで淀屋橋のホテルにチェックイン。
東京でもやってたが、東京では事前申し込みが必要とか面倒だったので行かなかった。
大阪では当日いきなりでもオッケーだし、平日は比較的すいているというので行く。
美術館に到着したのが3時すぎ。5時の閉館までたっぷりと見て回る。
6点の絵がどれもすばらしい。
同時代のほかの画家の絵を見たあとだけになおさら引き立つ。やっぱり天才は天才だ。
光の画家といわれるだけあって、やさしく穏やかな光の表現が見事だし、構図も吟味され、筆遣いが実に緻密だし、絵に物語性がある。輪郭線がどこか朦朧としている感じも絵に深みを与えている。
それまでの宗教画から風俗画へ作風を転換する時期に描かれた「取り持ち女」はフェルメールの初期の作品というがなかなかの傑作。
夜は、最近大阪に行くとたまに行く「一陽」でイッパイ。
日本橋から歩いて7分ほどの島之内にある。
酒とおいしい料理を楽しむ。
つきだしは胡麻豆腐。
刺身盛り合わせ。
お酒は銘柄ごとに酒器を換えてくれる。
春野菜とハマグリ。
ゴマのサラダ菜包み。
イベリコ豚とミョウガ。
牛タンコロッケ。
アワビとウニ。
久しく内部の見学はできなかったが、2018年から公開が始まっていて、事前に予約しておいた。
細かい修復を行いながらも70年当時の姿のまま今なおそびえ立っているが、万博の当時は外観だけでなく内部も展示スペースになっていて、「生命の樹」というオブジェが設置されていた。
万博終了と同時に塔の内部の一般公開も終わり、それ以来、閉ざされた空間になっていたが、大規模な修復の末についに再び公開されることになった。
内部の巨大なオブジェはただただすばらしく、一見の価値あり。
オブジェの数々。
1階から上部をのぞいたところ。巨大空間が広がっていて、生命の樹がのびている。
夕方、飛行機で羽田へ。
夜は西荻窪の「なない」でイッパイ。
つきだしは7種類の豆。
マカジキの昆布締め。
塩水で脱水してから昆布で締めたとかで、これがウマイ!!
花ワサビのの醤油漬け。
カモとイチジク。
こんなに早くからいイチジクが食べられるんだ。
ミョウガとチーズの春巻き。
いり豆腐。
シイタケの出汁が効いている。
シビレ牛。
いい心持ちで無事帰還。