善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

大阪ブラブラ フェルメール展と太陽の塔内部見学

1718日にかけて仕事で大阪へ行ったついでに観光も少し。
1日目フェルメール展、2日目太陽の塔の内部見学と国立民族学博物館
仕事のついでにしてはなかなか充実した2日間だった。
 
まずは1日目、12時半発のJRLで伊丹へ。
モノレール、地下鉄と乗り継いで淀屋橋のホテルにチェックイン。
夕食まで時間があるので、当初は大阪城公園に行く予定をしていたが、飛行機を降りたらフェルメール展を開催中と知り、天王寺にある大阪市立美術館へ。
東京でもやってたが、東京では事前申し込みが必要とか面倒だったので行かなかった。
大阪では当日いきなりでもオッケーだし、平日は比較的すいているというので行く。
美術館に到着したのが3時すぎ。5時の閉館までたっぷりと見て回る。
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フェルメール自身の作品は全部で6点しか展示されておらず、フェルメール作品にたどりつくまでに同時代や前後の画家の絵をエンエンと見ていく。
しかし、そもそもフェルメールの全作品自体が世界に35点しか現存してないというから、6点を一度に見るだけでもまたとないチャンスとはいえる。
 
6点の絵がどれもすばらしい。
同時代のほかの画家の絵を見たあとだけになおさら引き立つ。やっぱり天才は天才だ。
光の画家といわれるだけあって、やさしく穏やかな光の表現が見事だし、構図も吟味され、筆遣いが実に緻密だし、絵に物語性がある。輪郭線がどこか朦朧としている感じも絵に深みを与えている。
 
それまでの宗教画から風俗画へ作風を転換する時期に描かれた「取り持ち女」はフェルメールの初期の作品というがなかなかの傑作。
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リュート調弦する女」もなんとなくドラマチックで、外を見る女性の目に引き込まれる。
 
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夜は、最近大阪に行くとたまに行く「一陽」でイッパイ。
日本橋から歩いて7分ほどの島之内にある。
酒とおいしい料理を楽しむ。 イメージ 5

つきだしは胡麻豆腐。
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刺身盛り合わせ。
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お酒は銘柄ごとに酒器を換えてくれる。
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春野菜とハマグリ。
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ゴマのサラダ菜包み。
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イベリコ豚とミョウガ
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牛タンコロッケ。
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アワビとウニ。
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翌日は、仕事のあと夕方の飛行機までたっぷり時間があるので、万博記念公園にある「太陽の塔」の内部を見学。
久しく内部の見学はできなかったが、2018年から公開が始まっていて、事前に予約しておいた。
太陽の塔1970年の大阪万博のシンボルとして岡本太郎によって制作された高さ70メートルの巨大なオブジェ。
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細かい修復を行いながらも70年当時の姿のまま今なおそびえ立っているが、万博の当時は外観だけでなく内部も展示スペースになっていて、「生命の樹」というオブジェが設置されていた。
万博終了と同時に塔の内部の一般公開も終わり、それ以来、閉ざされた空間になっていたが、大規模な修復の末についに再び公開されることになった。

内部の巨大なオブジェはただただすばらしく、一見の価値あり。

オブジェの数々。
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1階から上部をのぞいたところ。巨大空間が広がっていて、生命の樹がのびている。
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内部見学のあとは同じ万博記念公園内にある国立民族学博物館で「旅する楽器 南アジア、弦の響き」という企画展をやっているというのでそちらも見て回る。
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夕方、飛行機で羽田へ。
夜は西荻窪の「なない」でイッパイ。

つきだしは7種類の豆。
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マカジキの昆布締め。
塩水で脱水してから昆布で締めたとかで、これがウマイ!!
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花ワサビのの醤油漬け。
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カモとイチジク。
こんなに早くからいイチジクが食べられるんだ。
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ミョウガとチーズの春巻き。
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いり豆腐。
シイタケの出汁が効いている。
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シビレ牛。
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いい心持ちで無事帰還。