善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

羽化直後のセミの美しさ

月曜日朝の善福寺公園は薄曇り。
朝方雨が降ったようで地面が濡れている。湿度が高いためちょっと蒸し暑い。

池の端にモジャモジャの糸を出した変わった花が咲いていた。
カラスウリの花だ。
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夜に開花して花弁の縁が糸状に長く伸びていって、翌朝にはしおれてしまう一日花だという。
なぜそんなに長い糸を生やすかというと、受粉のため夜行性の虫を引き寄せるのが狙いだとか。
してみると夜中はもっと勢いよく糸が伸びていて、けさ見たのはしおれた状態のようだ。

羽化したばかりのセミを発見!
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まだ体が乾ききっておらず、ジッとしている。
半透明の体と羽。緑色の筋が美しい。
いや、美しいというより生命のいとおしさを感じる。
命の大切さというべきか・・・。

しっかり生きるんだぞーって念じ、そおーっと立ち去る。