善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

きのうのワイン+「世界にひとつのプレイブック」

イタリア・トスカーナの赤ワイン「ジンガリ(ZINGARI)2014」
イメージ 1

トスカーナのワイナリー、ペトラがつくるワイン。
4種のブドウが絶妙にブレンドされていて、渋味はあまりなく飲みやすい。
ブドウ品種はメルロ、シラー、プティ・ヴェルド、サンジョヴェーゼ。

ワインの友で観たのはだいぶ前(今年の2月ごろ)にNHKBSで放送していたアメリカ映画「世界にひとつのプレイブック」。
2012年の作品。原題は「Silver Linings Playbook」
監督デビッド・O・ラッセル、出演ブラッドリー・クーパージェニファー・ローレンスロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーバーほか。

妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、仕事も家庭も失って両親と同居しながらリハビリ中のパット(ブラッドリー・クーパー)。そんなときパットは魅力的な女性ティファニージェニファー・ローレンス)と出会うが、彼女もまた事故で夫を亡くし心に問題を抱えていた。
ティファニーの提案で2人はダンス大会に出場することになるが…。

何の気なしに見ていたが、だんだん映画に引き込まれ、最後は泣けてきた。
この映画のキモは「目」だと思った。
監督は2人の表情をカメラを寄せてとらえるが、心を病んだブラッドリー・クーパーのナブナイ目。それが最後にはピュアに変わる。
一方のジェニファー・ローレンス(撮影時21歳)の目は純粋で、ただただ美しい。
監督は彼女のあの目にホレたんだと思った。