チリの赤ワイン「モンテス・アルファ・シラー(MONTES ALPHA SYRAH)2018」
(写真はこのあと料理が続々登場)
モンテスは1988年11月、「チリ発、チリ人だけのチリワインカンパニー」として設立されたワイナリー。チリの豊穣な大地にヨーロッパ式の醸造技術を持ち込み、「世界最高峰のチリワインを造る」という信念のもとワインづくりをスタートさせたという。
ブドウ品種はシラー(90%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(7%)、ヴィオニエ(3%)。
チリ最高の畑といわれる単一畑「ラ・フィンカ・デ・アパルタ」と呼ばれる畑から収穫されたブドウを使用。
ワインの友で観たのはNHKBSで放送していたアメリカ映画「アリー/スター誕生」。
2018年の作品。原題「A STAR IS BORN」
製作・監督・脚本ブラッドリー・クーパー、出演レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー、サム・エリオットほか。
1937年の同名映画の3度目のリメイク。
最初の作品はハリウッドの栄光と悲劇を描いたもので、映画スターに憧れハリウッドへやってきた女性が大スターの男性との出会いをきっかけに女優として成長していくが、逆に男の方は落ち目になり、酒におぼれていくが・・・という話だった。
その後、1954年(ジュディ・ガーランド主演)、1976年(バーブラ・ストライサンド主演)にもリメイクされ、2018年のレディー・ガガ主演の今回は歌の世界を描いている。
有名ロックミュージシャンのジャック(ブラッドリー・クーパー)はある日、歌手を目指すアリー(レディー・ガガ)と出会い、その歌に心動かされる。2人は恋に落ち、アリーは次第に才能が花開いていくが・・・。
レディー・ガガは今年1月のバイデン大統領就任式でアメリカ国歌を独唱したように現代のアメリカを代表する歌姫。
レディー・ガガという名前の由来は、本名が長すぎる(ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ)という理由ではなくて、いや、それも多少はあるかもしれないが、彼女がいつも口ずさんでいたQUEENの「Radio Ga Ga」という曲にちなんでいるという。
「Radio Ga Ga」をもじって「Lady Ga Ga」というわけだ。「gaga」には「夢中になる」という意味があるらしい。
映画の中でレディー・ガガとブラッドリー・クーパーが歌った「Shallow」はアカデミー歌曲賞を始めさまざまな賞を合計33回受賞し、史上最も受賞された曲となったんだそうだ。
「Shallow」は直訳すれば「浅い」とか「浅瀬」という意味。何が浅いかといえば「2人の関係」であり、「今は浅いところにいるけれど、やがて深くなっていく。お互いがお互いを必要としているから・・・」