イタリア・トスカーナの赤ワイン「サンタ・クリスティーナ・キャンティ・スペリオーレ(SANTA CRISTINA CHIANTI SUPERIORE)2018」
はるか14世紀からワイン史に足跡を残しているというフィレンツェのワイン・メーカー、アンティノリの赤ワイン。
ブドウ品種はサンジョヴェーゼとメルロ。
トスカーナの中心に位置するキャンティ地区で、例年、早熟のメルロは9月中旬に、サンジョヴェーゼは10月に収穫。その後は品種ごとに分け、25℃以下に保ったタンクでメルロは7~8日間、30℃に調整されたタンクでサンジョヴェーゼは10~12日間発酵を行い、その後、タンクに入れて熟成させるという。
すると、厚みがありつつ上品で滑らかなタンニンが広がる味わいに仕上がる、のだとか。
ワインの友で観たのはNHKBSで放送していたアメリカ映画「レベッカ」。
原題「REBECCA」。1940年の作品。
監督アルフレッド・ヒッチコック、出演ローレンス・オリビエ、ジョーン・フォンテーン、ジョージ・サンダース、ジュディス・アンダーソンほか。
ヒッチコックがハリウッドで最初に手がけた心理サスペンス映画。
南仏のリゾート地モンテカルロで金持ちの夫人の秘書として滞在していた“わたし(ジョーン・フォンテーン)”は、大富豪のイギリス貴族、マキシム(ローレンス・オリビエ)に見初められ、結婚。イギリスのマンダレーへやって来るが、森の中に建つ広大な邸宅はまるで幽霊屋敷のようで、事故死した前妻レベッカを慕う家政婦長(ジュディス・アンダーソン)に冷たく迎えられる。やがて“わたし”は、屋敷に残るレベッカの気配に追い詰められていく・・・。
ヒッチコックのモノクロの映像美と、怖い怖い話の展開に身の毛がよだつ?
題名にあったレベッカはついに一度も登場せず。ジョーン・フォンテーン演じるヒロインも“わたし”とあるだけで名前は不明。
映画はヒロインである“わたし”のモノローグから始まる。
「昨夜、私はまたマンダレーに行った夢を見た・・・」。
映像は、鉄門から森の中の道をたどり、やがて屋敷が近づいていく。するとそこは、燃え尽きた廃墟だった。
映画は一転して過去の話になり、モンテカルロでの“わたし”とマキシムの出会いとなり、屋敷が燃え落ちて廃墟となったところで映画は終わる。
つまり、ヒロインが語る現在は最初のプロローグのシーンだけであり、あとはすべて過去の話で終わるのだ。
ヒッチコックは、過去も現在も、実は危ういものであるということをいいたかったのだろうか。
そういえば、危うさを象徴するシーンがあった。
一目惚れで結婚したヒロインとマキシム。2人は地元の役場に結婚届を出すが、何しろ場当たり的な結婚だから、マキシムは結婚証明書を忘れて役場を出てくる。
外に出たところで役場の職員から「忘れたよ」と声をかけられ、役場の2階から結婚証明書がヒラヒラと舞いながら落ちてくる。
人生のはかなさをそこに見るようだった。
ついでに、このところ毎日のようにイッパイやりながら録りためた映画を見ているので、その紹介。
NHKBSで放送していたアメリカ映画「デジャブ」。
原題「DÉJÀ VU」
2006年の作品。
監督トニー・スコット、出演デンゼル・ワシントン、ポーラ・パットン、ヴァル・キルマーほか。
ニューオーリンズで多くの犠牲者が出るフェリーの爆破事件が発生。捜査を担当するダグは、爆破の1時間前に現場近くで発見された女性の遺体が事件のカギを握ると直感、政府が開発した、過去にさかのぼってみることができる極秘の監視システムを使い、生前の行動を追跡するが・・・。
何と犯罪捜査のため過去にタイムスリップする話。あり得ない話だが、映画を見ているうちに「実は可能なのでは」と思ってしまうから不思議。
2004年の作品。原題「OCEAN'S TWELVE」
監督スティーブン・ソダーバーグ、出演ジョージ・クルーニ、ブラッド・ピット、マット・デイモン、キャサリン・セタ=ジョーンズ、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツ、ヴァンサン・カッセルほか。
ダニー・オーシャン率いる犯罪スペシャリスト集団の活躍を描いたシリーズの続編。登場するスター俳優が多すぎて順繰りに出てきたところで映画が終わってしまう。
NHKBSで放送していた香港映画「男たちの挽歌」。
原題「英雄本色/A BETTER TOMORROW」。1986年の作品。
監督・脚本ジョン・ウー、出演チョウ・ユンファ、ティ・ロン、レスリー・チャンほか。
ジョン・ウー監督の出世作。国際犯罪組織の幹部ホーと、実の弟で正義感の強い刑事キット、ホーのタフな相棒マーク。兄弟の愛憎と友情を軸に3人が犯罪組織に立ち向かう姿を描く。ジャッキー・チェンなどのカンフー映画とは一味違う香港ノワールとも呼ばれる映画。やがてその流れは「インファイナル・アフェア」へとつながっていく。
原題「MAJOR LEAGUE」
1989年の作品。
監督デヴィッド・S・ウォード、出演トム・ベレンジャー、チャーリー・シーン、コービン・バーンセン、マーガレット・ホイットンほか。
アメリカ大リーグ、メジャーリーグベースボール(MLB)に実在する球団、クリーブランド・インディアンスを舞台にしたコメディー映画。こういう「弱かったチームが努力の果てにメッチャ強くなる」という話はいつ見ても楽しい。