![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/macchi105/20190828/20190828063702.jpg)
写真はメイン料理が出る前の食卓。
2014年公開の映画。
原題は「12 Years a Slave」
監督スティーヴ・マックイーン(もちろん今は亡き俳優のスティーヴ・マックイーンとは違う)、出演キウェテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ブラッド・ピットほか。
1841年にワシントンD.C.で誘拐され、奴隷として売られた自由黒人ロモン・ノーサップによる体験記「Twelve Years a Slave」が原作。彼は解放されるまでの12年間、ルイジアナ州のプランテーションで働かされていた。
1841年、南北戦争によって奴隷制度が廃止される前のアメリカ。家族と幸せに暮らしていた黒人音楽家のソロモンは、突然拉致され、奴隷としてニューオーリンズへ売られてしまう。ニューオーリンズでソロモンを待っていたのは、プランテーションの支配人ら白人たちによる容赦ない差別と暴力。虐げられながらも決して尊厳を失わないことを心に誓うソロモンだが、そのまま12年の月日が流れていく・・・。
感動的だったが、重い重いテーマの映画。襟を正して見るべきで、ワインの友なんかで見てはいけないと痛感。
ついでにその前に観たのはやはりアメリカ映画「キャプテン・フィリップス」。
海賊といっても数人ほどで、小さな船で巨大なコンテナ船を追いかける。木の葉のような小船に乗せてきた粗末なハシゴをかけてまんまと乗り込み、シージャックしてしまうんだが、海賊にとっても、貧しさから逃れるための必死の行動だったのだろう。
映画としての隠れたヒーローは海賊だったかもしれない。