善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カワセミの父さんもがんばってる

火曜日朝の善福寺公園は小雨が降ったりやんだり。新暦のお盆の東京では、きょう7月16日が盆明けの送り火だ。

 

今年初のベッコウハゴロモの成虫とご対面。

ガかチョウのようにも見えるが、カメムシの仲間。幼虫のときは白い綿毛のようなロウ物質で体を覆う。

初夏のころにはアミガサハゴロモの成虫をたくさん見たが、今はまるで見あたらない。

 

暑さのせいで溶けかかったあずきアイス、じゃありません。

ジャコウアゲハの幼虫2匹がご対面。

食草であるウマノスズクサの茎の養分を2匹で吸い合ってるようだった。

 

上池をめぐっていると、マルちゃんらしいオスのカワセミ

枝に飛び移って、少し高いころからエサをねらっている。

ホバリングしながら水面にダイブしてエサをゲット。

かなり大きめの魚に見えたが、何度も痛めつけて給餌くわえ。

やがて巣のある方向にピューッと飛んでいった。

マルちゃんは、メスのヤエちゃんとつがいになって1番子を育てたが、その後、2番子が生まれてヤエちゃんがエサを運ぶ姿はよく見るが、マルちゃんが給餌しているところは見たことがなかった。

ちゃんと父親やってるかな?と心配だったが、立派に子育てに参加しているようだ。

お父さん、がんばってー!

 

初めて見る赤銅色したトンボ。

アカトンボの仲間だろうが、まだ成熟途中なのか、それとも個体差か。

 

上池を半周して下池に向かっていると、羽化直後のニイニイゼミ

翅を乾かしているところかな?

ジッと動かずにいたので、そっとしておく。

 

下池では、メスのヤエちゃんが忙しそうに飛んでいた。

一瞬、風に吹かれたところ。

ヒナにエサを与えるため何度も巣との間を往復しているようだ。

 

上池をめぐっていると再びヤエちゃんらしいカワセミ

エサ獲りはお休みして、羽繕いを始めた。

やっぱり身だしなみは大事です。

小さい魚をゲットしたが、自分で食べちゃった。

小さすぎたこともあるし自分だっておなかがすいてたのだろう。

その後は再びエサ獲りを始めたようだった。

 

クサギの花が咲いていた。

クサギの開花時期は7月から9月ぐらいにかけて。

花の少ない時期をねらって咲いて、虫を呼び寄せるのだろう。

秋にはラピスラズリのような瑠璃色の実がなる。

 

再び上池へ。

シオカラトンボが翅を休めていたので、ソーッと近づく。

 

池の淵にはイトトンボ

よく見るアオモンイトトンボより一回り小さい、というか胴体が短い。

節の数は同じぐらいだから、節と節の間が短いのだろうか?

これも、成熟途中なのか、個体差なのか、それとも種類の違い?