善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

カワセミの縄張り争い

金曜日朝の善福寺公園は曇り。直前まで小雨が降っていて、どんよりとした空。

 

公園に着くと、シデコブシの花が咲いていた。

早春のころに咲くはずが今ごろ咲いている。

最近ではこういうのを“返り咲き”というらしい。

まるで選挙みたい。

 

けさも池の真ん中の杭をつなぐロープにカワセミの姿。

今年遅くに生まれた幼いオスのカワセミのようだ。

まだ幼くても、上池の新しい主になろうと縄張りを主張しているのだろうか?

 

雨模様なので公園のあちこちでカタツムリが這い出してきている。

どれも左巻きのカタツムリばかりだ。

 

上池を半周して下池へ。

こちらでは、先ほどのよりお兄さんのカワセミのオス。

三郎とケイコの間に生まれた子らしい。

川のほうからやってきた2羽のカワセミと追っかけっこをしているとか。

秋になると、来年春の繁殖期に向けて、カワセミの縄張り争いが活発になっていく。

 

シジュウカラがエサ探し中だった。

木の実とか、虫かなんかを探しているのかな?

 

木の上の方ではオナガの群れがやってきていた。

オナガというくらいだから尾が長いはずなのに、短い。

どうやら子どものオナガのようで、胸のあたりも産毛でおおわれている感じ。

オナガはヒナの段階ではまだ尾っぽが短く、成長するにつれ長くなっていくという。

 

こちらでは3羽のオナガがおしゃべり中?

仲よくエサ探ししてるのはカップルか?

 

再び上池へ。

先ほどのカワセミの幼鳥が池の縁までやってきていた。

まだ世間づれしてないのか、あどけない感じがする。

くちばしも短いが、ちゃんとエサを獲れてるのかな?

だんだんたくましく立派になっていくのだろう。