日曜日朝の善福寺公園は快晴。けさはそれほど風はないが、寒さは変わらず。公園は一面に霜が降りている。池の一部もきのうに続き凍っている。
上池をめぐっていると、池の縁をコサギが歩いていた。
エサ探しかな。
下池に向かう途中、今シーズン初のシロハラを発見。
シベリアあたりで繁殖し、冬になると日本にやってくる。
けっこう縄張り意識が強く、近くにほかの鳥がいたりすると「どけどけ」と追い払ったりするので、わが家ではジャイアンと呼んでいる。
利かん坊の顔に見えませんか?
ヤツデの花の蜜を吸いにメジロがやってきていた。
もともと南方系のメジロは蜜が大好き。しかし、冬に蜜を出す花は少ないから、ヤツデはメジロにとっての貴重な栄養源だ。
近くにはツグミがとまっていた。
どこへいこうかと思案しているところか?
木の上の方にはこのところ毎日のように見るアオゲラ。
何してるかと思ったら、首を伸ばして・・・。
赤い木の実を食べていた。
木の実を食べるアオゲラを初めて見た。
尖ったクチバシで木をつつき、幹の表面とか樹皮の下に隠れている虫を食べる昆虫食なのかと思ったら、実はアオゲラの食性は昆虫食傾向が強いものの雑食だという。
冬は虫が少ないから、木の実はごちそうなのかもしれない。
近くにはコゲラもいた。
さっきのアオゲラが別の木にやってきて、今度はジッとしている。
食後の休憩かな?
下池に回ると、いつもの“定位置”にサクラらしいメスのカワセミ。
きのうは下池の氷がかなり広い範囲で張っていたので、エサ場を求めて上池にまで飛んで行ったという。
もともと上池には2羽のオスがいて、そこに新たにメスがやってきていたから、オス2羽、メス2羽の4羽で縄張りをめぐるバトルが起こったらしいが、けさは自分の縄張りに戻っているようだ。
下池を1周して上池に戻る途中、小川のあたりにはハクセキレイ。
上を向いて、尾っぽを高く上げるポーズ。
近くに散歩中のイヌがいたから、威嚇のポーズだろうか。
こっちを向いたときのブチャムクレの顔がカワイイ。
エナガの群れが移動中。
こちらは文句なしにカワイイ。
けさも、公園1周でいろんな野鳥に出会えた朝だった。