月曜日朝の善福寺公園は快晴。多少寒さがゆるんできたかな。
上池の比較的近くでカワウが羽繕いしていた。
真っ黒い体をしているが(繁殖期になると頭部と腰のあたりに白い繁殖羽が生じ白っぽく見えるようになる)、虹彩は鮮やかなエメラルドグリーンだ。
虹彩とは眼球の色がついている部分で、その真ん中が黒目(瞳孔)。
ものを見るとき、瞳孔が大きくなったり小さくなったりしているように見えるが、実際には虹彩が伸び縮みして光の量を調節しているので、カメラに例えれば虹彩は「絞り」に相当するという。
カワウの瞳孔はとても小さい。
ひょっとしたら水に潜ってエサを探しているときは、虹彩が縮んで瞳孔が開いているのかもしれない。
いつものお気に入りの枝に文二らしいオスのカワセミ。
カワセミには瞬膜という“第3のまぶた”があり、水に飛び込むときはこれで目を保護している。
ミツマタの花の数が少しずつ増えていた。
まわりから咲いていくようだ。
池をめぐっていると、さきほどの文二らしいのが近くに飛んできてくれた。
目つき鋭くエサをねらっている。
下池に向かう途中にはアオジの姿。
目のあたりの黒い部分が濃い色をしているからオスのようだ。
下池を1周して今度は上池に向かう途中にも、同じところでアオジ。
今度は地面におりてエサを探している。
さきほどのオスのアオジだろうか。
口を開けて何かいってる。
近くに一緒いたメスらしいのが遠くに飛んでいったので、「おーい、どこいったのー?」と呼んでるのか。
首を伸ばして探している。
枝に飛び移って、やっぱり探している?
もっと高いころからのぞき込むようにしている。
春は人(鳥)恋しい季節。