木曜日朝の善福寺公園は晴れ。きのうよりさらに気温が低い。今シーズンの最低気温を更新かな。
公園に着くと、上池ではコサギが身を縮めていた。
“羽毛布団”であったかいだろうに。
下池にまわると、けさもお気に入りの場所にオスのカワセミ。
ドテ座りに近いから若造の六兵衛か。
公園の紅葉は一気に進んでいる。
池に向かって伸びるイチョウの葉も黄色くなっていた。
ムラサキシキブの実が鮮やかな紫色。
晩秋の公園。
二十四節気の立冬から暦の上では冬になり、きょう17日からは七十二候の金盞香。
七十二候とは、二十四節気をさらに約5日ずつ3つに分けた期間のことで、金盞香(きんせんかさく)とは水仙の花が咲きはじめるころという意味だが、さすがにまだ公園では水仙は咲いてない。
枯れたアジサイの花びらに張りつくようにしているワカバグモ。
徘徊性のクモで、左右の前脚2本が長く、いつもピタリとくっつけて伸ばしている。
獲物を待ち伏せをする姿がカニに似ていることからカニグモ科。
前の2対の脚はむしろ腕の働きをすることが多いという。
上池に戻ると、ボート乗り場のあたりから下池方面に向かって飛んでいくカワセミを目撃。
さらに池をめぐっていると、またまたカワセミのオス。
飛んで行ったのは三郎とすると、この子は文二か。
さらに歩いていくと、またカワセミのオス。
朝日に照らされていて、肉眼で見るととても鮮やかなオレンジ色なんだが。
さっき見た文二が飛んできたのか、はたまた別の新参者か。
顔も体形もどれも同じようなので、まるでわからない。