金曜日朝の善福寺公園は快晴。きょうは二十四節気の「小寒」。寒の入りということで、これからさらに寒さが厳しくなるというわけだが、実際、寒い。
公園の池は、上池、下池ともに半分以上が凍っていた。
しかし、そんな凍った池でも鳥たちは変わらない一日をすごしているようだ。
凍ってない池の縁のお気に入りの場所にいたのは、文二らしいオスのカワセミ。
池をめぐっていると三郎らしいのが小魚をゲット。
御髪の乱れは相変わらずだ。
とらえた魚はお目めクッキリ。
やがてゴクリと飲み込んでご満悦。
下池にまわると、カルガモが互いに向かい合って、まるでおじぎするように首を上下させるポンピングを始めた。
交尾前の合意形成のためのポーズで、カルガモは相手の同意なしに交尾するなんて野蛮なことはことはしないらしい。
やがてオスが上に乗っかって交尾を始めた。
今はまだ繁殖の時期ではないから、愛をたしかめるための疑似交尾のようだ。
終わるとオスはメスのまわりを1周。
メスは羽をパタパタ。
2羽は何ごともなかったかのように離れていった。
池のはずれの橋の下にはサクラらしきメスのカワセミ。
ベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作)が咲き出していた。
春に咲く花だからずいぶん早い。
公園内のほかの木はまだ咲いてないのに、この木だけが咲いていた。
水面に突き出た倒木の上をバンがエサを探して歩いている。
成鳥は全体に体が黒くて、額からクチバシにかけて赤色で先は黄色だが、このバンはくすんだ色をしていて、額からクチバシにかけて赤くないから幼鳥のようだ。
指の長い太い脚は大人並みに立派だった。