善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

氷点下の朝、スイセン(水仙)咲く

木曜日朝の善福寺公園は快晴。しばれる朝。寒いはずだ。今日の都心の最低気温は午前6時43分にマイナス0・1℃。内陸のこのあたりはもっと寒いだろう。

 

公園のスイセンが咲き始めた。f:id:macchi105:20201217092742j:plain

スイセンは漢字で水仙。なかなかいい名前だ。

原産地は地中海沿岸で、中国経由で日本に伝えられた。中国から日本に伝えられるとき、漢名の水仙がそのまま和名となって「スイセン」と音読みしている。

漢名の由来は中国の古典「天隐子神解章」に「仙人は天にあるものは天仙、地にあるものは地仙、水にあるものは水仙」とあってそれに由来しているという。

日本では別名「雪中花」ともいう。

学名は「Narcissus(ナルキッソス)」で、ギリシア神話に登場する美少年ナルキッソスに由来する。ナルキッソスはナルシストの語源ともなっているが、ナルキッソスのもともとの意味は「麻痺させる」という意味のギリシア語の「narke(ナルケー)」からきているという。実はスイセンの球根には催眠作用があるんだとか。

 

シダレザクラ枝の中にアオジがいた。f:id:macchi105:20201217092809j:plain

けさのカワセミはまず上池に1羽。f:id:macchi105:20201217092838j:plain

オオバンの若造らしく、まだ鼻先の白さが足りない。f:id:macchi105:20201217092856j:plain

 

下池にまわると、目の前でカワセミエサをねらっていた。f:id:macchi105:20201217093001j:plain

通行人が通るすぐそばなんだけど、そんなことよりエサのゲットが大事なんだろう。f:id:macchi105:20201217093020j:plain

 

さらに池をめぐっていくと別のカワセミf:id:macchi105:20201217093125j:plain

下池と上池を結ぶ小川では、ハクセキレイキセキレイf:id:macchi105:20201217093154j:plain

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メジロがマユミの赤い実を食べていた。f:id:macchi105:20201217093244j:plain

公園のはしっこの方にジョウビタキのオス。f:id:macchi105:20201217093309j:plain

上池に戻ると、最初に見たのと同じかは定かではないが、カワセミが朝日をいっぱいに浴びていた。f:id:macchi105:20201217093335j:plain