木曜日朝の善福寺公園は快晴。しばれる朝。寒いはずだ。今日の都心の最低気温は午前6時43分にマイナス0・1℃。内陸のこのあたりはもっと寒いだろう。
公園のスイセンが咲き始めた。
原産地は地中海沿岸で、中国経由で日本に伝えられた。中国から日本に伝えられるとき、漢名の水仙がそのまま和名となって「スイセン」と音読みしている。
漢名の由来は中国の古典「天隐子神解章」に「仙人は天にあるものは天仙、地にあるものは地仙、水にあるものは水仙」とあってそれに由来しているという。
日本では別名「雪中花」ともいう。
学名は「Narcissus(ナルキッソス)」で、ギリシア神話に登場する美少年ナルキッソスに由来する。ナルキッソスはナルシストの語源ともなっているが、ナルキッソスのもともとの意味は「麻痺させる」という意味のギリシア語の「narke(ナルケー)」からきているという。実はスイセンの球根には催眠作用があるんだとか。
けさのカワセミはまず上池に1羽。
オオバンの若造らしく、まだ鼻先の白さが足りない。
下池にまわると、目の前でカワセミがエサをねらっていた。
通行人が通るすぐそばなんだけど、そんなことよりエサのゲットが大事なんだろう。
さらに池をめぐっていくと別のカワセミ。
メジロがマユミの赤い実を食べていた。
公園のはしっこの方にジョウビタキのオス。
上池に戻ると、最初に見たのと同じかは定かではないが、カワセミが朝日をいっぱいに浴びていた。