善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

秋の花咲き雨に馴染む虫たち

土曜日朝の善福寺公園は曇りときどき小雨、のち曇り。

このところ雨続きで3日ぶりの公園。始め雨が降ってないので出かけると、途中小雨。それもやがてやむ。

 

上池のほとりで葉っぱにぶら下がっているのはアカボシゴマダラ。f:id:macchi105:20210904085719j:plain

チョウは日の出から1時間ぐらいまでのうちに羽化するそうだから、羽化直後か。

雨とは知らずに羽化しちゃったのか。秋雨じゃ濡れて飛ぼう・・・。

 

秋の花、ハギが咲き出していて、真っ先にシジミチョウが飛んできていた。f:id:macchi105:20210904085759j:plain

近くでホトトギスも咲いている。f:id:macchi105:20210904085826j:plain

そのそばにゲンノショウコf:id:macchi105:20210904085859j:plain

 

下池にまわると、今年生まれたカワセミか。f:id:macchi105:20210904085929j:plain

真剣な顔で水面を見ている。

 

善福寺川の源流付近ではメスのカワセミf:id:macchi105:20210904085950j:plain

 

葉っぱの上にとまっているアブラゼミf:id:macchi105:20210904090021j:plain

雨粒がたくさんついているが大丈夫なんだろうか。

アブラだけに、はね返しちゃうのかな。

 

大型のカマキリがエサがやってくるのを待っている。

こちらも水滴がついているが動じない。f:id:macchi105:20210904090045j:plain

昆虫の体は撥水性があるから、多少の雨なら平気なんだろう。

 

センニンソウも咲き出した。f:id:macchi105:20210904090104j:plain

 

アシタバの花にダイミョウセセリがとまっている。f:id:macchi105:20210904090130j:plain

大きめのセセリチョウで、翅を平らに広げてとまる習性がある。

前翅に白い斑紋があるのが特徴。近畿以西では後翅にも白斑が散らばっているという。

 

小さな幼虫がアクロバットのように枝からぶら下がっている。f:id:macchi105:20210904090459j:plain

小さい円紋があるが、初齢幼虫だろうか。

 

疑木を垂直にのぼるのか下がるのかしているのはスズメガの幼虫か。f:id:macchi105:20210904090536j:plain

スズメガの幼虫は、大きくて尾っぽの先に尾角という棘状の突起があるので分かりやすい。

ウンモンスズメの幼虫のようだ。

緑色をしていて、小さな顆粒状の突起に覆われているのが特徴で、背中と側面の斜線ははじめ白い顆粒列で終齢になると赤くなるという。

頭は尖がったオニギリみたいな形をしていた。f:id:macchi105:20210904090621j:plain

冬は土中に潜り、蛹となって越冬するそうだ。