土曜日朝の善福寺公園は曇りときどき小雨、のち曇り。
このところ雨続きで3日ぶりの公園。始め雨が降ってないので出かけると、途中小雨。それもやがてやむ。
上池のほとりで葉っぱにぶら下がっているのはアカボシゴマダラ。
チョウは日の出から1時間ぐらいまでのうちに羽化するそうだから、羽化直後か。
雨とは知らずに羽化しちゃったのか。秋雨じゃ濡れて飛ぼう・・・。
秋の花、ハギが咲き出していて、真っ先にシジミチョウが飛んできていた。
近くでホトトギスも咲いている。
そのそばにゲンノショウコ。
下池にまわると、今年生まれたカワセミか。
真剣な顔で水面を見ている。
葉っぱの上にとまっているアブラゼミ。
雨粒がたくさんついているが大丈夫なんだろうか。
アブラだけに、はね返しちゃうのかな。
大型のカマキリがエサがやってくるのを待っている。
こちらも水滴がついているが動じない。
昆虫の体は撥水性があるから、多少の雨なら平気なんだろう。
センニンソウも咲き出した。
アシタバの花にダイミョウセセリがとまっている。
大きめのセセリチョウで、翅を平らに広げてとまる習性がある。
前翅に白い斑紋があるのが特徴。近畿以西では後翅にも白斑が散らばっているという。
小さな幼虫がアクロバットのように枝からぶら下がっている。
小さい円紋があるが、初齢幼虫だろうか。
疑木を垂直にのぼるのか下がるのかしているのはスズメガの幼虫か。
スズメガの幼虫は、大きくて尾っぽの先に尾角という棘状の突起があるので分かりやすい。
ウンモンスズメの幼虫のようだ。
緑色をしていて、小さな顆粒状の突起に覆われているのが特徴で、背中と側面の斜線ははじめ白い顆粒列で終齢になると赤くなるという。
頭は尖がったオニギリみたいな形をしていた。
冬は土中に潜り、蛹となって越冬するそうだ。