月曜日朝の善福寺公園は晴れたり曇ったり。湿度は高いが風があるのでしのぎやすい。
公園に着くなり上池のほとりの枝にカワセミ。
オスのようだが、お気に入りのエサ場なのか、最近はよくここで出会う。
何と、セミの脱け殻がきれいに1列に、まるで行進してるみたいに、あるいは縦列駐車してるみたいに並んでいる。
上からアブラゼミらしいのが3つ、その下にニイニイゼミが4つ。
順番に羽化していったのか。
ひょっとしてだれかが並べたのかな?
下池をめぐっていると、比較的近くにカワセミがとまっていて、ダイブしたかと思ったら遠くに飛び去った。
一瞬だったけど、うまくエサをゲットできたかな?
池のほとりに小さなイトトンボ。
赤っぽくもあり、茶色っぽくもあり。
アブラゼミだろうか、ちょうど羽化の最中だった。
もう少しでお尻が出るところ。翅はまだ縮んでて小さい。
ハゴロモの仲間はいつも同じところにいる。
葉っぱの陰にいたイモムシ。お尻からトゲが出ている。
お尻にトゲがある幼虫といえば、スズメガの幼虫に多い。
スズメガの仲間のホシヒメホウジャク(星姫蜂雀蛾)のようだ。
幼虫の食草はヘクソカズラ(屁糞葛、何てひどい名前)。
ホシヒメホウジャクの幼虫は終齢になると4つの色のタイプに分かれ、紫型、橙型、緑型、緑色無紋型とあるらしいが、けさ見たのは紫型のようだ。
お尻のトゲ(尾角)がとても長いのも特徴で、こちらは色彩型にかかわらず黒紫色に近いという。
近づくと、威嚇のためだろうか、こっちに顔を向けてくる。
逆さにとまっているので頭が下になっていて、イナバウワーならぬ、イモバウアー。
ヘンな顔。
ミスジチョウが飛んでるので目で追うと、視線の先にアゲハチョウがとまっていた。
ナミアゲハのようだ。
近くに、さっきまでせわしく飛んでいたミスジチョウ。