善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

セミの脱け殻の行進?

月曜日朝の善福寺公園は晴れたり曇ったり。湿度は高いが風があるのでしのぎやすい。

 

公園に着くなり上池のほとりの枝にカワセミf:id:macchi105:20210726090747j:plain

オスのようだが、お気に入りのエサ場なのか、最近はよくここで出会う。

 

何と、セミの脱け殻がきれいに1列に、まるで行進してるみたいに、あるいは縦列駐車してるみたいに並んでいる。f:id:macchi105:20210726090819j:plain

上からアブラゼミらしいのが3つ、その下にニイニイゼミが4つ。

順番に羽化していったのか。

ひょっとしてだれかが並べたのかな?

 

下池をめぐっていると、比較的近くにカワセミがとまっていて、ダイブしたかと思ったら遠くに飛び去った。f:id:macchi105:20210726090949j:plain

一瞬だったけど、うまくエサをゲットできたかな?

 

池のほとりに小さなイトトンボf:id:macchi105:20210726091012j:plain

赤っぽくもあり、茶色っぽくもあり。

 

アブラゼミだろうか、ちょうど羽化の最中だった。f:id:macchi105:20210726091035j:plain

もう少しでお尻が出るところ。翅はまだ縮んでて小さい。

 

アオバハゴロモのご対面。上と下にベッコウハゴロモf:id:macchi105:20210726091059j:plain

ハゴロモの仲間はいつも同じところにいる。

 

葉っぱの陰にいたイモムシ。お尻からトゲが出ている。f:id:macchi105:20210726091127j:plain

お尻にトゲがある幼虫といえば、スズメガの幼虫に多い。

スズメガの仲間のホシヒメホウジャク(星姫蜂雀蛾)のようだ。

 幼虫の食草はヘクソカズラ(屁糞葛、何てひどい名前)。

ホシヒメホウジャクの幼虫は終齢になると4つの色のタイプに分かれ、紫型、橙型、緑型、緑色無紋型とあるらしいが、けさ見たのは紫型のようだ。

お尻のトゲ(尾角)がとても長いのも特徴で、こちらは色彩型にかかわらず黒紫色に近いという。

近づくと、威嚇のためだろうか、こっちに顔を向けてくる。f:id:macchi105:20210726091228j:plain

逆さにとまっているので頭が下になっていて、イナバウワーならぬ、イモバウアー。

ヘンな顔。

 

ミスジチョウが飛んでるので目で追うと、視線の先にアゲハチョウがとまっていた。

ナミアゲハのようだ。f:id:macchi105:20210726091254j:plain

近くに、さっきまでせわしく飛んでいたミスジチョウ。f:id:macchi105:20210726091318j:plain