月曜日朝の善福寺公園は曇り。きのうの台風の影響、あるいは次の台風の影響か、どんよりとした雲。風がないと蒸し暑い。
きょう 9日は長崎にアメリカ軍によって原爆が投下された日。たった1個の爆弾で、当時の長崎市の人口約24万人のうち、約7万4千人が死亡した。
6日の広島への原爆投下では約35万人の人口(当時市内にいた人の数)のうち約14万人が亡くなっており、2個の原子爆弾で殺された人は合わせて21万人以上にのぼる。
その後の、後遺症などで亡くなった人を数えればその数はさらに多いだろう。
原爆は広島・長崎の両方とも、広島では上空約600m、長崎では上空約500mで炸裂。より多くの一般市民を殺すのがねらいだった。
これをジェノサイド(大量殺戮)といわずして何といえよう。
けさの善福寺公園・上池。お母さんらしいカワセミがエサをねらっていた。
平和なときだからこそのカワセミの姿。それを見る私。
しかし、子どもの姿はなかった。
台風で避難したのかな?
下池に回ると、こちらは子どものカワセミ。
そばに親らしいのが枝にとまっていた。
子どものカワセミが枝に移動して、親をまねてかエサをねらっている。
シジミチョウが逆さにとまっている。
暗い林の中にいたのはサトキマダラヒカゲか。
ジッとしているのでソッと近づく。
ミンミンゼミがお尻を震わせて鳴いているのだが、写真じゃわからない。
クサギカメムシの卵はどうなったか?
半分以上が空になっている。
孵化してどこかへ行っちゃったか?
公園からの帰り道、ツマグロヒョウモンのサナギを発見!
一週間ほど前にトゲトゲの幼虫を見たあたり。
焦げ茶色をしていて、明らかに枯れ葉に擬態している。
さらに幼虫のトゲの跡だろうか、サナギにもたくさんのトゲというか突起が突き出ている。
しかも、下の5つの突起は金色に輝いている。
なぜあんなに金色なのか? あの部分は薄い透明の膜が幾層にも重なっている構造になっていて、中のサナギが出す体液が透けて見え、光が当たると金色や銀色に輝くのだとか。
その金色や銀色が、天敵である鳥などには不気味に映り寄せつけないようにしているらしい。
最も無防備なサナギの時期を生き抜くための工夫に違いない。