日曜日朝の善福寺公園は快晴。あいかわらず朝から蒸し暑いが、木陰は風が吹くと涼しい。
公園に行く途中、民家の塀から垂れ下がった葉っぱにツマグロヒョウモンの幼虫が何匹もいた。
トゲトゲが痛そう。それで天敵を撃退しようというのか。
ムシャムシャと、食欲の旺盛なこと。
公園に着くと、上池の杭をつなぐロープの上に3羽のカワセミ。
よく見るとみんな幼鳥だ。
善福寺池のカワセミに詳しいカワセミウオッチャーによると、すべてオスだという。
そばにお父さんカワセミかな?
おなかをすかして待っている子どもにエサを与えようと、エサをねらっている。
少し離れたところにお母さんカワセミもいた。
こちらもエサ探し中のようだ。
今年は春に5羽の一番子が生まれ、公園デビューした2番子は3羽。合計8羽のカワセミか生まれた。
一番子たちはもうここにはいないから、どこか新天地を求めて飛び去っていったのか。
チョウがヒラヒラ舞っていて木にとまった。
コムラサキのメスのようだ。
茶色地にオレンジの紋があるタテハチョウ。オスは羽の表面が紫色に輝くのでこの名がある。
ムシヒキアブがミツバチを捕らえていた。細い針(口吻)を刺して生き血を吸ってるのだろうか。ゾーッ。
下池を1周して上池に戻ると、チーチチとカワセミの声がする。どこだろう?と探すと、さきほどのカワセミのお父さんか、池のほとりで場所を移動しながらエサを探していた。
しばらく歩いていくと、今度は子どものカワセミ。
なんかかわいい。
帰り道、マンションの植栽にやってきたアゲハがせわしなく舞いながら花の蜜を吸っている。
よく見ると翅はボロボロ。
それでも生きていこうと一生懸命なんだね。