善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

羽化中のセミの「はじめまして」

火曜日朝の善福寺公園は、始め暗雲が低く垂れ込めていたが、強い風で吹き飛ばされたのか、快晴に。

 

公園に着いて上池のほとりを歩いていると、久しぶりにシラサギの姿。

1羽がとまっているところに別のがやってきて、「どいてよ」と追い出したところ。f:id:macchi105:20210810085207j:plain

それを離れたところから首をのばしてながめてるのがいた。f:id:macchi105:20210810085227j:plain

 

近くには3羽のカワセミ。1羽は親のようなんだが、遠くてわからない。f:id:macchi105:20210810085250j:plain

枝の上には子どものカワセミらしいのがいた。f:id:macchi105:20210810085313j:plain

 

下池にまわると、こちらでも子どものカワセミf:id:macchi105:20210810085342j:plain

子どもといったってもうかなり立派な感じになっている。

場所を移動しながらエサ探し中。白い花はスイレンf:id:macchi105:20210810085403j:plain

やがてツィーッと飛んで行ったのであとを追う。

枝にとまったが、近くに別のカワセミもいた。f:id:macchi105:20210810085430j:plain

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両方とも子どものカワセミだろうか。

 

めずらしくゴイサギが枝の高いところに。f:id:macchi105:20210810085507j:plain

 

セミが羽化を始めたところに遭遇。

アブラゼミだろうか、ようやく頭が出たところで、「はじめまして」といってるみたい。f:id:macchi105:20210810085538j:plain

体がすっかり殻から出ると乳白色になるが、出はじめの段階は透き通った青緑色をしている。

生きものが命をつなぐ厳粛で神秘的な瞬間。

美しい、という言葉しか出てこない。

体をフリフリしながら、少しずつ殻から抜け出そうとしている。f:id:macchi105:20210810085608j:plain

もうちょっとだ。f:id:macchi105:20210810085650j:plain

あんまりシゲシゲと見てるとストレスになるといけない。ソッとしておこう。

 

アザミが咲き出していた。f:id:macchi105:20210810085719j:plain

 

上池に戻ると、さきほどのカワセミのうちの1羽が池のほとりにやってきていた。

子どものようだ。f:id:macchi105:20210810085917j:plain


きのう見つけたツマグロヒョウモンのサナギはどうなったか?

きのうからの強い風にも負けてない。

朝日の加減か、きのうは金色だったが、けさは銀色の粒に見えた。f:id:macchi105:20210810085952j:plain