善福寺公園めぐり

善福寺公園を散歩しての発見や、旅や観劇、ワインの話など

天女の羽衣? ベッコウハゴロモの幼虫

土曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。だんだん蒸し暑くなる。

 

上池の遠くの方にカワセミが2羽、並んでとまっていた。

左がメス、右はオスのようで、オスは何度かダイブを繰り返して飛び去った。f:id:macchi105:20210710083724j:plain

 

秋の七草のひとつ、キキョウ(桔梗)が咲いている。f:id:macchi105:20210710083752j:plain

ハギ(萩)同様、秋の七草なのに夏に咲くが、旧暦では8月7日はもう立秋だ。

 

池をめぐっていると、先ほどのカワセミのオスか、池のほとりでひと休みしていた。f:id:macchi105:20210710083811j:plain

 

アオサギがエサをねらっている。f:id:macchi105:20210710083833j:plain

その向こうの池の対岸でも、コサギが脚を使ってエサ探し。f:id:macchi105:20210710083900j:plain

 

ベッコウハゴロモの幼虫を発見。f:id:macchi105:20210710083926j:plain

ベッコウハゴロモの成虫は翅を持つカメムシの仲間で、一見するとチョウかガに見えるが、幼虫も不思議な体をしている。

お尻から蝋物質を糸状に出して、まるで天女の羽衣のようだというのでベッコウハゴロモ。「ベッコウ」は成虫の翅からとられたみたいだ。

さらに不思議なのは体の部分で、まるで魚みたいな妙な形をしている。f:id:macchi105:20210710083954j:plain

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植物の茎にとまってその汁を吸って成長するそうだ。

成虫になるころが楽しみだ。

 

下池をまわって上池に戻ると、葉っぱからぶら下がっているコシアキトンボは、羽化した直後か。

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先ほど対岸でエサを探していたらしいコサギが杭の上で何かをクチバシにくわえている。f:id:macchi105:20210710084234j:plain

ようやくエサをゲットしたのかなと近づくと、コシアキトンボを捕らえたようだ。f:id:macchi105:20210710084124j:plain

すぐにゴックン。f:id:macchi105:20210710084148j:plain

魚やカエル、ザリガニなんかだけじゃなく、何でも食べちゃうんだね。