土曜日朝の善福寺公園は曇りのち晴れ。だんだん蒸し暑くなる。
上池の遠くの方にカワセミが2羽、並んでとまっていた。
左がメス、右はオスのようで、オスは何度かダイブを繰り返して飛び去った。
秋の七草のひとつ、キキョウ(桔梗)が咲いている。
ハギ(萩)同様、秋の七草なのに夏に咲くが、旧暦では8月7日はもう立秋だ。
池をめぐっていると、先ほどのカワセミのオスか、池のほとりでひと休みしていた。
アオサギがエサをねらっている。
その向こうの池の対岸でも、コサギが脚を使ってエサ探し。
ベッコウハゴロモの幼虫を発見。
ベッコウハゴロモの成虫は翅を持つカメムシの仲間で、一見するとチョウかガに見えるが、幼虫も不思議な体をしている。
お尻から蝋物質を糸状に出して、まるで天女の羽衣のようだというのでベッコウハゴロモ。「ベッコウ」は成虫の翅からとられたみたいだ。
さらに不思議なのは体の部分で、まるで魚みたいな妙な形をしている。
植物の茎にとまってその汁を吸って成長するそうだ。
成虫になるころが楽しみだ。
下池をまわって上池に戻ると、葉っぱからぶら下がっているコシアキトンボは、羽化した直後か。
先ほど対岸でエサを探していたらしいコサギが杭の上で何かをクチバシにくわえている。
ようやくエサをゲットしたのかなと近づくと、コシアキトンボを捕らえたようだ。
すぐにゴックン。
魚やカエル、ザリガニなんかだけじゃなく、何でも食べちゃうんだね。