チリの赤ワイン「エノテカ・カベルネ・ソーヴィニヨン(ENOTECA CABERNET SAUVIGNON)2018」
(写真はこのあと牛ステーキ)
ワイン商社エノテカとチリのモンテスがタイアップしてつくったワイン。
コスパがよく飲みやすいワイン。
ワインの友で観たのはNHKBSで放送していた日本映画「スパイの妻」。
もともと2020年にNHKが制作し、その年の6月、BS8Kで放送されたテレビドラマ作品。
同年劇場用映画としても公開され、ハイビジョンでも放送された。
演出・黒沢清(脚本にも参加)、出演・蒼井優、高橋一生、坂東龍汰、東出昌大ほか。
1940年、太平洋戦争前夜の神戸。福原聡子(蒼井優)は、満州へ赴いていた夫・優作(高橋一生)の帰りを待ちわびていた。ところが帰国後、幼なじみの憲兵・津森泰治(東出昌大)から呼び出され、夫が満州から連れ帰った女の死を告げられる。嫉妬心に駆られた聡子は、夫の行動を疑う中で、彼が持ち帰った重大な秘密を目にしてしまう。かの地で一体、何があったのか。真実を知ってしまった聡子は・・・。
(なお文末にネタバレが含まれます)
単純な反戦映画でもない、かといって夫婦の関係をドロドロに描くでもなく、ちょっと平凡な展開だったのが残念。
それに、映画としての大勢が決してからというか、ほぼ物語の結末がわかってからの余韻が長すぎる。私か監督だったら、精神病院に入れられた聡子が空襲による焼けの原を見ながら「これで日本は終わる、日本は負ける」とちょっぴりひきつった笑顔を見せるところでスパッと終りにするなー。