木曜日朝の善福寺公園は快晴。しかし、空気も風も冷たい。
下池のヨシの間からアオジが顔を見せていた。
水面に葉っぱを浮かせるようになったスイレン畑の中でアオサギが首をすくめてジッとしていた。
池をめぐっていると、さきほどのアオサギが、エサでも見つけたのか、ソロリソロリと歩き出した。
まさに抜き足差し足という感じで、音も立てずに静かに静かに移動していく。
ヒザのようにして曲げているところはちょうど踵(かかと)のあたりで、鳥は踵から指までがとても長い。だから人間のヒザと逆の方向に曲がっているように見える。
やがてピタッと止まってまた動かなくなった。
梢をめぐっているのはエナガ。
クチバシに何かくわえている。ミミズかなんかか?
生まれたばかりのヒナにエサを与えるためだろうか。
くわえたまま飛んでいった。
上池にもアオサギ。
こうしてみると幼く見える。まだ若いアオサギだろうか。
そのそばにメスのカワセミ。
このところ毎日みるカワセミだろうか。