月曜日朝の善福寺公園は快晴。朝からポカポカ陽気。池のほとりの道はあちこちで水たまり。明け方までかなりの雨が降ったようだ。
ハナカイドウが雨に濡れていた。
けさは上池、下池ともカワセミの姿を見なかった。
きのうの雨で引き籠もっているのかな?
ウグイスがあちこちで鳴いている。
ホーホケキョのさえずりや、チャッチャの地鳴きが聞こえる。
小川(遅野井川)のそばでは、地鳴きしながら藪の中を移動中。
散歩しながら追いかけていき、一瞬だけ顔を見せてくれたところ。
すると今度はアオジが飛んできた。
2羽のカップルで、こちらはオスか?
川の中に入っていった。水でも飲むのか、水浴びするのか?
期待してみていると、危険を察知したのかすぐに飛んでいった。
下池では、いつもは今ごろの時間、高い木の上で休んでいるアオサギが下に降りていた。
首を伸ばして羽を広げ、日光浴しているのか。
こちらは長い首を曲げて、エサを探しているのか。
再び上池に戻ると、花に隠れるようにしてテントウムシ。春だねー。
アゲハチョウも飛んでいたが、羽化したばかりで元気いっぱいなのか、盛んにあちこち飛んでいて止まってはくれなかった。
アメンボが姿を見せていた。
クリクリ目玉もはっきりわかる。
一週間ほど前にも成虫の姿を見て、その後いろいろ調べたら、アメンボの“意外な真実”がわかった。
半翅目の特徴の1つはストローのような刺す口をもっていること。普段は優雅に水の上をス~イスイと移動しているようにみえるが、それは獲物をねらっているのであり、実はアメンボは優秀なハンターなのだ。
アメンボの特徴として水面を表面張力で浮いて移動するために発達した4本の脚があげられる(水の中に沈まないのは、体が軽く、脚の先にある細かい毛が水を弾くため)。アメンボは昆虫なので脚は6本なのだが、前脚は獲物を捕らえるために使うので短くなっていて目立たず、狩りのときになると威力を発揮する。
水に昆虫などが落ちて、もがいた際に水面にあらわれるわずかな波紋などに反応して、獲物のところまで移動していくと、この短い前脚で獲物の体をしっかりと固定し、針状の口を昆虫の体に刺して消化液を送り込み、内臓を溶かして吸う。
また、成虫は羽を持っていて飛ぶことができる。これにより、生活していた場所の水がなくなっても、飛んでいって別の水場に移動することができる。
さらに、アメンボは水面でばかり生活しているように思われがちだが、実際は陸上に潜んでいることの方が多いといわれている。狩りのときと交尾のとき以外は陸に上がり、夜はそこで寝て、昼も休んだりする。
アメンボは成虫で冬越しする。このときは陸上に移動していき、落ち葉の隙間とか枯れ木の下などに隠れてジッとしているのだそうだ。
やがて春になって暖かくなってくると眼を覚まし、水辺に戻っていくというわけだ。