水曜日朝の善福寺公園は曇り。9月も後半戦。きのうに続き涼しい朝。
けさのカワセミは上池に2羽が並んで止まっている。
左がオス、右がメスのようだが、右のはどっしりと動かず、左のオスが盛んに動いて気を引こうとしている。
しかし、その差は縮まらず、離れて止まったまま。
下池に回ると、1羽がヨシの陰でエサを探していた。
ゴイサギの幼鳥(ホシゴイ)が2羽、仲よく?並んでエサ獲り中だった。
ジョロウグモか、緑色がけっこうきれいだ。
下の大きいのはメスで、上からオスが近づいているようだ。
ヘタにアタックするとメスは交尾後のオスを食べちゃうというから、オスも必死に違いない。
ウエストが極細のハチ。触れば千切れそうで、先日見たスズバチのウエストよりもっと細い。
ムモンホソアシナガバチというハチのようだ。
これほど極細の理由は、相手を刺すため。
ウエスト、つまりくびれが細いとお尻を動かすのも自由自在となり、獲物や外敵に素早く毒針で攻撃しやすくなるというわけだ。
よく見るとお尻から針が出ていて、盛んに腰を振り出した。あーコワ。
このところバッタをよく見るが、いつも疑問に思ったのは「脚が2本ずつ、4本しかない」ということ。昆虫の脚は3対6本のはずなのに、残りの1対は?ということだった。
このバッタも4本しかない(ように見える)。
しかし、オンブバッタを見て疑問解消。
このオンブバッタ、メスは茶色で上に乗ってるオスは緑色。
すると生まれてくる子はハーフなのか?
冗談はさておき、よーく見ると後ろの脚が胴体にそって畳み込まれている。
天敵などに襲われたとき、こうしておくと素早くピョーンと飛ぶことができるのだろう。
飛ぶ力の強い強靱な後ろ脚は常にスタンバイ状態にあるようだ。
公園を1周して上池に戻ると、最初に見た2羽のカワセミが相変わらずソーシャルディスタンスを守った?距離にいた。
左のオスがツツツツツとロープの上を移動して近づいたりするが、メスはツンとすました感じ。
と、オスがダイブして小魚をゲット。
しかし、まだ繁殖期ではないのだろう。メスにプレゼントするわけでもなく、自分で食べちゃった。
きのう見たヒガンバナの花茎がきのうよりも倍ぐらいの長さに伸びていた。
すごい成長スピード。
茎の中ではものずごい細胞増殖が起こっているに違いない。